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オリンパスOM-Dシリーズの違いを見てみよう(2020年春)

ハイブリッドAF・防塵防滴対応の4機種を比較

オリンパスのマイクロフォーサーズの歴史は2009年7月に発売されたPEN E-P1にはじまり、その後低価格タイプのPEN Liteシリーズなどが加わってラインナップを広げたが、2012年3月に同社初のEVF内蔵機となるOM-D E-M5が登場。その後、フラッグシップに位置づけられるE-M1以降はOM-Dシリーズが主力となっている。

OM-Dシリーズにはプロ〜ハイアマチュア向けのハイスペックな「1」、初心者から本格派まで幅広くカバーする「5」、ローエンドを受け持つ「10」の3つのラインがあり、いずれもレンズ光軸の真上にEVFを搭載する一眼レフスタイルで、フィルム一眼レフのようなテイストが持ち味となっている。

現行モデルのうち、E-M10 Mark IIIのみAFがコントラスト検出のみで防塵・防滴性を持たないといった違いが大きいこともあって、今回はハイブリッドAF(像面位相差AF+コントラストAF)を搭載するE-M1X、E-M1 Mark III、E-M1 Mark II、E-M5 Mark IIIの4モデルにスポットを当てる。

OM-D E-M1X

OM-D E-M1 Mark IIをベースに、ホールド性や信頼性などを向上させたプロ向けハイエンドモデルで、発売は2019年2月。レンズ付きキットは用意されていない。大手量販店における発売当初の実売価格は消費税8%込みで36万5,040円前後。原稿執筆時点では消費税10%込みで35万7,250円前後となっている。

ミラーレスカメラでは珍しい縦位置グリップ一体型の構造を採用しており、ボディサイズは幅144.4×高さ146.8×奥行き75.4mmと大柄かつ背が高い。質量はバッテリー×2本、SDカード×2枚を含めて997g。ボディだけを見れば、35mmフルサイズの一眼レフカメラであるニコンD850(同1,005g)と同レベルの重さだ。

レンズを取り外した状態で見るとマウント径や撮像センサーに対してボディが異様に大きく感じられるが、これは単純に人間の手であつかう道具だからで、センサーが小さくとも手のサイズは同じである以上、このボリュームになるのは必然と言える。

むしろ、ボディの表面積が広がったことでボタンやレバーをゆったり配置でき、特に厚手の手袋をしたときに誤操作を起こしにくいというメリットがある。防塵・防滴に加えて-10度の耐低温性能を掲げるオリンパスだからこそ、このサイズのボディが必要なのだ。

防塵・防滴性については従来のIPX1準拠のものよりも試験基準を厳しくし、電子レリーズやマイク、ヘッドフォンを接続した状態での防塵・防滴性も確保されている。

撮像センサーは有効2,037万画素のローパスフィルターレス仕様。画像処理エンジンはTruePic VIIIを2基搭載して処理能力を高めている。

ダブルTruePic VIIIのエンジンパワーを生かして、現在OM-Dシリーズでは唯一の「インテリジェント被写体認識」を可能にしているのが特徴。現時点ではフォーミュラカー、ラリーカー、バイクといった「自動車」、ヘリコプターを含む「飛行機」、「鉄道」の3タイプの被写体が対象で、自動車は運転者のヘルメット、飛行機や鉄道はコクピット、運転席に自動的にピントを合わせてくれるので、乗り物系の撮影には強い。

AFは全点クロス測距の位相差検出、コントラスト検出併用の121点測距。1点のみを使用するシングルターゲット、5点、9点、25点のグループターゲット、121点すべてを使うオールターゲットがある。加えて、縦横の幅を変えられるカスタムAFターゲットも設定が可能だ。

AF追従での連写はメカシャッターで10コマ/秒、電子シャッターで18コマ/秒。ピント固定ならメカで15コマ/秒、電子で60コマ/秒。全押し前の35枚分までさかのぼって記録できるプロキャプチャーモードも備えている。

GPSに加えて電子コンパスのほか、気圧センサー、温度センサーを内蔵しているのはほかのOM-Dシリーズにない特徴だ。メディアスロットカバーはノブを起こして回すタイプを採用しているのも相違点としてあげられる。なお、2スロットともにUHS-II対応となっている。

ボディ内手ブレ補正は単体で7.0段(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO装着時)、レンズ内手ブレ補正を持つM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROとの組み合わせでは7.5段に達する。これは現行の一眼レフカメラやミラーレスカメラでトップの数字だ。

EVFは解像度が236万ドットと、高級機としては物足りない数字。タイムラグの短さや表示フレームレートなどは申し分ないが、他社は369万ドットが一般的、高級機は576万ドットにシフトしつつあるのを考えれば不満を感じる。

接眼光学系は新開発のもので、倍率は画像下に帯状の表示を行なうファインダースタイル1、2時で1.48倍、全画面表示のファインダースタイル3時で1.65倍。それぞれ35mmフルサイズ換算で0.74倍相当、0.83倍相当となる。これはOM-Dシリーズで最大の数字だ。

バッテリーにはE-M1 Mark IIなどと共通のBLH-1を使用するが、ボディ底部に2本装填できるので、撮影可能枚数は870枚と多い。悪天候の野外で長時間の撮影を行なう際に電池交換の頻度を減らせるのは有利な点だ。

OM-D E-M1 Mark III

今年2月に発売された同社の最新モデルであり、E-M1Xと並んでツートップの一角を担う。原稿執筆時点における大手量販店の店頭価格は消費税10%込みでボディ単体が21万7,750円前後、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO付きキットは28万3,800円前後。

外見は先代のE-M1 Mark IIとほぼ同じで、機種名ロゴが左手側前面下部に移動したほか、ジョイスティックの追加とそれに伴う一部ボタンの移動程度で、シルエットだけで識別するのはむずかしい。ボディサイズもまったく同じで、質量は6gだけ増えている。

外装にマグネシウム合金を採用しているのも共通で、防塵・防滴・耐低温仕様としている。ただし、E-M1Xはよりきびしい基準での耐候テストを行なっていると言う。

撮像センサーはローパスフィルターレス有効2,037万画素で、これは今回取り上げる4機種で共通。悪く言えばE-M1 Mark IIが発売された2016年のスペックなわけで、本機を"Mark 2.5"などと評する人もいる。

画像処理エンジンはひと世代新しいTruePic IXを初搭載。しかし、ISO感度の設定範囲は変わっておらず、これももうひとつ目新しさに欠ける部分だ。

とは言え、感度が上げづらいマイナス面を強力な手ブレ補正がカバーしてくれているので、実用的にはそれほど大きな不満は感じにくいと思う。

ボディ内手ブレ補正の効果はE-M1Xと同じく単体で7.0段、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROとの組み合わせで7.5段。公式サイトには「4秒の手持ち撮影でも手ぶれを抑えられる」という記述があるほどの効果の高さを誇り、旅先などで三脚なしで夜景を撮るといったチャレンジにも応えてくれる。

AFは全点クロスの121点測距。新設されたジョイスティックは8方向操作が可能で、E-M1 Mark II(十字ボタンのため4方向操作のみだった)に比べて測距点選択の操作性が向上している。

E-M1Xと違ってインテリジェント被写体認識AFを備えていない。これは画像処理エンジンがダブルではないことに由来するという。

連写スピードはE-M1X、E-M1 Mark IIと同じ。連続撮影枚数は18コマ/秒撮影時でJPEG(Lサイズ、ファイン画質)90枚、RAW76枚。E-M1XはJPEG89枚、RAW74枚、E-M1 Mark IIはJPEG(Lサイズ、ノーマル画質)で91枚、RAW77枚と差はほとんどない。

EVFは解像度236万ドット、倍率はファインダースタイル1、2時が1.3倍(35mmフルサイズ換算0.65倍相当)、ファインダースタイル3時で1.48倍(同0.74倍相当)。表示のタイムラグやフレームレートはE-M1Xと同じだ。

E-M1 Mark IIにない機能は、5,000万画素手持ちハイレゾショット、ND32相当(5段分)のライブND、星空AF、カスタムAFターゲットといったところ(星空AF以外はE-M1Xにも搭載されている)。

細かいところでは、顔優先/瞳優先AFの検出精度や追随性の向上、USB給電(E-M1Xも対応)が可能になったこと、マイメニュー機能の装備、シャッター作動耐久40万回(E-M1Xも同じ。E-M1 Mark IIは20万回)などもあるが、こういった部分に魅力を感じるかどうかが機種選びの際のポイントになるかもしれない。

なお、メディアスロットはE-M1Xと違ってスロット1がUHS-II、スロット2がUHS-Iという仕様で、バックアップ記録を設定した状態で連写したときのバッファ開放時間に差が出る可能性がある。

バッテリーはBLH-1を1本使用する。撮影可能枚数はE-M1Xの半分ほどの420枚。別売のパワーバッテリーホルダーHLD-9装着時はボディとグリップに各1本ずつのバッテリーを装填できる。

別売HLD-9の装着例

OM-D E-M5 Mark III

機種名としては2015年2月発売のE-M5 Mark IIの後継だが、内容的には上位のE-M1 Mark IIのスペックをコンパクトなボディに凝縮した印象のミドルレンジモデル。

発売は2019年11月。発売当初における大手量販店の店頭価格は消費税10%込みのボディ単体で16万2,800円前後だった。原稿執筆時点ではボディ単体が12万8,440円前後、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II付きのレンズキットが18万4,800円前後となっている。

先代はマグネシウム合金外装だったが、本機は小型軽量化を重視したからか、プラスティック外装に変更された。質感の部分では少々おもしろくないが、E-M5 Mark IIよりもバッテリーとSDカードを含めた状態で55g(ボディ単体では51g)の軽量化を達成している。

また、プラスティック化したとは言え、お家芸とも言うべき防塵・防滴・耐低温性能はキープ。ネイチャーシーンで要求されるタフネスはそこなわれていない。

ボディサイズ自体は幅125.3×高さ85.2×奥行き49.7mmで、E-M5 Mark II(123.7×85×44.5mm)と大差はない。なお、カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色がレギュラーで販売されている。

ブラック

撮像センサーはローパスフィルターレス仕様の有効2,037万画素。画像処理エンジンはTruePic VIII。ここはE-M1 Mark IIと同一となる。ちなみに、E-M5 Mark IIはローパスフィルターレスの有効1,605万画素センサーとTruePic VIIの組み合わせだった。

先代との大きな違いはAFで、測距点数は121点で同じながら、E-M5 Mark IIはコントラスト検出のみ、本機は全点クロスのハイブリッドになった。ただし、E-M1系には装備されているC-AF+MF機能は省略されている。

AF追従での連写最高速はメカシャッターでは6コマ/秒、電子シャッターでは10コマ/秒。ピント固定ならメカで10コマ/秒、電子で30コマ/秒となる。この部分はE-M1系との差別化ポイントとなっており、連写の速さを必要とするかどうかが選択の分かれ目となる。

なお、連続で撮れる枚数は、電子シャッターでの10コマ/秒連写時でJPEG(Lサイズ、ファイン画質)ならカード容量いっぱいまで、RAWなら152枚までとなる。また、プロキャプチャーモードでさかのぼれるのは14枚前までだ。

ボディ内手ブレ補正は先代(5.0段)よりパワーアップして5.5段。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROとの組み合わせでは6.5段となる。数字としてはE-M1 Mark IIと同じだが、手ブレ補正ユニットはより小型化をはかった新設計のものだ。

EVFの解像度は236万ドットで、これはE-M1系とも共通だが、表示デバイスにOLEDを採用しており、光学系も違っている。倍率はファインダースタイル1、2で1.20倍(35mmフルサイズ換算0.60倍相当)、ファインダースタイル3で1.37倍(0.69倍相当)とやや低くなっている。その分、アイポイントはE-M1系のレンズ最終面から21mmに対して27mmと長めになっている。

ハイレゾショットはE-M1XとE-M1 Mark IIIが手持ちと三脚の両方に対応しているのに対して、本機はE-M1 Mark IIと同じく三脚モードのみ。この部分はエンジンパワーの差があらわれていると言える。

バッテリーは先代が使用するBLN-1より薄型のBLS-50。従来よりも省電力化がはかられたおかげで310枚の撮影可能枚数を維持している。

なお、ホールド性を高められる専用外付けグリップECG-5が別売で用意されているが、縦位置グリップはない。この点では金属製外付けグリップECG-2、パワーバッテリーホルダーHLD-8が用意されていた先代のほうが上と言える。

別売のECG-5装着例

OM-D E-M1 Mark II

今回取り上げる4機種の中ではもっとも古い2016年12月発売。ファームウェアのアップデートによってさまざまな機能や性能の追加、向上がなされており、本稿は最新のVer.3.2をベースとする。

発売当初の大手量販店店頭価格はボディ単体で消費税8%込みで23万5,440円前後だったが、後継のE-M1 Mark IIIが登場したこともあって、原稿執筆時点では消費税10%込みでボディが12万8,440円前後、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO付きのレンズキットで16万6,430円前後にまで下落している。

下位のE-M5 Mark III(ボディ単体で税込15万3,090円前後)より2万4,650円も安いのだから、素通りするのはむずかしい。

ボディ外装はマグネシウム合金製で剛性や耐久性の面ではプラスティックを上まわるうえ、握りやすいグリップを備えている。小ささや軽さを優先するならE-M5 Mark IIIがいいが、160gの追加が苦にならず、PROレンズをそろえたいという意欲があるなら本機のほうを推したい。

撮像センサーはローパスフィルターレス2,037万画素、画像処理エンジンのTruePic VIII、ボディ内手ブレ補正の効果(単体で5.5段、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROとの組み合わせで6.5段)はE-M5 Mark IIIと同じ。E-M1XやE-M1 Mark IIIのほうがエンジンパワーの部分では上だが、ISO感度の設定範囲も同じで、実写での画質も大きな違いはない。

AFは全点クロス121点測距のハイブリッドで、数字的な部分は4機種とも同じ。ファームウェアVer.3.0で、AF性能の向上や、マイナス6EVでの測距といった機能強化がはかられており、グループターゲットやオールターゲットモード(いわゆるゾーンAFや測距点自動選択モード)時に中央測距点を優先するC-AF中央優先、C-AF中央スタート機能なども追加されている。

ただし、E-M1Xにはインテリジェント被写体認識があるし、E-M1 Mark IIIはAFのアルゴリズムが新しくなって、顔認識や瞳認識の性能が向上。また、星空AFといった新しい技術もエンジンパワーの問題があって見送られているようだ。

したがって、乗り物やポートレートをメインのターゲットにする場合はより新しいモデルを選んだほうが有利になると考えていい。

連写スピードはE-M1X、E-M1 Mark IIIと共通。プロキャプチャー時にさかのぼれる枚数も同じだ。連続で撮れる枚数については若干の違いがあるが、それほど大きなものではないので、実用上は無視できるだろう。

EVFはE-M1 Mark IIIと倍率や解像度などは同スペック。表示タイムラグ5msec、フレームレート120fps(高速時)も同じだ。

記録メディアはSDカードのデュアル。スロット1がUHS-II対応、スロット2はUHS-I対応となる。ちなみに、E-M5 Mark IIIのみシングルSDカードスロットとなる。

電源にはBLH-1を使用し、撮影可能枚数は440枚。ほかの3機種では可能なUSB充電・給電(E-M5 Mark IIIはUSB充電のみ可能)には対応していない。

ひとつ物足りないのは、最新バージョンでもマイメニュー機能が盛り込まれなかったこと。オリンパスのメニューの項目数の多さ、複雑さに頭を悩ませているユーザーは少なくないと思うので、E-M5 Mark IIIともども新ファームでマイメニューが追加されることを期待したい。

比較表

機種名E-M1XE-M1 Mark IIIE-M1 Mark IIE-M5 Mark III
発売年月2019年2月2020年2月2016年12月2019年11月
発売当初価格36万5,040円21万7,800円23万5,440円16万2,800円
実売価格35万7,250円21万7,750円12万8,440円15万3,090円
有効画素数2,037万画素2,037万画素2,037万画素2,037万画素
ローパスレス
画像処理エンジンダブルTruePic VIIITruePic IXTruePic VIIITruePic VIII
ISO感度範囲(拡張含む)ISO 64-25600ISO 64-25600ISO 64-25600ISO 64-25600
ボディ内手ブレ補正5軸・7段5軸・7段5軸・5.5段5軸・5.5段
ファインダー倍率1.65倍(0.83倍相当)1.48倍(0.74倍相当)1.48倍(0.74倍相当)1.37倍(0.69倍相当)
アイポイント長21mm21mm21mm27mm
ファインダー解像度236万ドット236万ドット236万ドット236万ドット
ファインダー表示タイムラグ0.005秒0.005秒0.005秒非公表
ファインダー表示フレームレート高速時120fps高速時120fps高速時120fps非公表
AF測距点数121点121点121点121点
AF測距可能輝度範囲EV−6〜20(ISO100、F1.2)EV−6〜20(ISO100、F1.2)EV−6〜20(ISO100、F1.2)非公表
シャッター最高速1/8,000秒(メカ)、1/32,000秒(電子)1/8,000秒(メカ)、1/32,000秒(電子)1/8,000秒(メカ)、1/32,000秒(電子)1/8,000秒(メカ)、1/32,000秒(電子)
AF追従連写最高速18コマ/秒18コマ/秒18コマ/秒10コマ/秒
連続撮影可能枚数(電子シャッター時)89枚(JPEG L/F時)、74枚(RAW)90枚(JPEG L/F時)、76枚(RAW)91枚(JPEG L/N時)、77コマ(RAW)無制限(JPEG L/N)、152枚(RAW)
記録メディアSD UHS-II×2SD UHS-II/SD UHS-ISD UHS-II/SD UHS-ISD UHS-II
バッテリーBLH-1×2BLH-1BLH-1BLS-50
撮影可能枚数870枚420枚440枚310枚
動画解像度・フレームレート4,096×2,160・24p4,096×2,160・24p4,096×2,160・24p4,096×2,160・24p
大きさ(幅×高さ×奥行き)144.4×146.8×75.4mm134.1×90.9×68.9mm134.1×90.9×68.9mm125.3×85.2×49.7mm
質量(電池・SD込/単体)997g/849g580g/504g574g/498g414g/366g

北村智史

北村智史(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。2011年、東京の夏の暑さに負けて涼しい地方に移住。