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読者が選ぶ2005年デジタルカメラ10大ニュース 結果発表
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~個性的な新機種とメーカーの浮沈が話題になった1年
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本誌で21日から26日にかけ、投票を受け付けていた「読者が選ぶ2005年デジタルカメラ10大ニュース」の結果を発表します。多数のご投票ありがとうございました。
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アマチュア向けとして初めてフルサイズ素子を搭載したEOS 5D
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総合でトップとなったのは、初のアマチュア向けフルサイズ機「EOS 5D」の発売だった。2位のCCD不具合に対し166票の差をつけての首位に輝いた。APS-Cサイズ向けのデジタル専用レンズが市場を席巻しているなか、30万円台の価格で改めて35mm判フルサイズ撮像素子の魅力を問うた5Dのインパクトは大きかった。
2位は秋になって各社から発表されたCCD不具合の話題。対象は約2年前の機種が主体で、買い換えず気に入って使っている人には、とんだ迷惑な話だった。メーカーによっては修理交換からの戻りも遅く、場合によっては新機種への交換提案を行なうところもあるという。一般紙でも大きく採り上げられるなど、ひとつの部材の品質トラブルが業界全体の信用問題に広がる恐れを世に知らしめた。
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銀塩時代のブランド資産を見事生かしたGR DIGITAL
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3位には、リコーの「GR DIGITAL」がランクインした。メーカー自らが銘機GRシリーズの系譜を次ぐ機種と標榜。ユーザーの高級コンパクトデジタルカメラに寄せる期待は大きく、発売前から大きな反響を呼んだ。薄型金属ボディ、単焦点レンズなど、GRの名に恥じない仕様が話題を呼んだ。一時は入手難になるほどの人気ぶりで、今後、高級コンパクトデジタルカメラという新ジャンル確立への期待も膨らむ。
4位は、D100から3年振りのモデルチェンジとなったニコン「D200」の発売。中位機不在でラインナップに穴を開けていたニコンにとって、待望の新製品だったはず。ファンにしてもその思いは同じで、1,000万画素クラスながら秒5コマの連写、倍率の高いファインダー、防塵防滴設計、47にもおよぶ設定項目、20万円を切る販売価格など、堅実なミドルクラスを求める声にしっかり応えた製品だ。
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ニコンのミドルクラスとしては3年振りのD200。こちらも現在入手難の状態
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5位には京セラのカメラ事業撤退の話題が入った。当初はデジタルカメラのみの撤退との報道だったが、結局、銀塩を含めたカメラ事業全体に波及。歴史あるCONTAXブランドがいったん幕を引くこととなり、ファンや業界に衝撃が走った。ツァイスブランドのレンズ群もさることながら、デジタル一眼レフカメラの特性を見据えたNマウントを擁していただけに、その終息を惜しむ声も多い。
製品関連では、エントリー向けデジタル一眼レフカメラの充実が6位、コンパクトデジタルカメラの高感度撮影対応が7位に入っている。どちらも2005年の市場を語る上で外せない話題といえ、特に後者の普及ぶりには目を引く。FinePix F10の発売以来、オリンパス、カシオ、コダック、ペンタックスなど各社が採用。その手法は様々だが、手ブレ補正とともに、何らかのブレ対策はなくてはならない時代になった。
流通関連では、2強カメラ量販店の積極攻勢が今年も話題になった。ヨドバシカメラはついに「マルチメディアAkiba」を秋葉原にオープンさせ、ビックカメラはPCショップ大手のソフマップを買収。それぞれ10位と18位にランクインした。
2006年に具体化する大きな話題としては、家電メーカーのデジタル一眼レフカメラ参入だろう。ペンタックスと韓国サムスンとの提携機種も登場すると見られ、10大ニュースでもコニカミノルタ/ソニーが8位、オリンパス/松下電器が9位と健闘。注目の高さをうかがわせた。
※10位圏外の話題
■ 関連記事
・ 読者が選ぶ2004年デジタルカメラ10大ニュース 結果発表(2004/12/27)
( 編集部 )
2005/12/27 13:56
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