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ロモグラフィー、ロシアレンズ復刻第2弾「New Jupiter 3+」

ライカマウントの距離計に連動 真鍮鏡筒に

ロモジャパンは、「New Jupiter 3+ 1.5/50 L39/M」を1月21日に発売した。希望小売価格は税別6万9,260円。

ゼニットが1948年に開発した「Jupiter 3」の改良版というレンズ。先に登場したNew Russar+と同様、オリジナルとは異なる真鍮製の鏡筒で耐久性を高めた。

マウントはL39マウント(ライカスクリューマウント互換)で、Mマウントへの変換リングが付属する。最短撮影距離はオリジナルの1mから0.7mに短縮され、ライカ型レンジファインダーカメラの距離計に連動する。フィルター径は40.5mm。

Jupiter 3は、独ツァイス・イコンのレンズ設計者ルードヴィッヒ・ベルテレが1929年に発明したゾナーのレンズタイプを採用する、Sonnar 5cm F1.5のコピー品。1988年までロシア国内の工場で生産が続いていた。

作例(ロモグラフィー提供)

(本誌:鈴木誠)