写真展

Jui写真展「Through the Wormhole」

(ニコンサロン)

ワームホール(Wormhole)とは、時空に空いた虫食い穴のことである。異なる世界をつなぐ抜け道として、ここは何もかもあると同時に何もかもない流動的な世界である。

見えないリアリティも含めて多重な現実と共に生きることで、複数の世界のあいだを交差しながら、どこにも行けることと、どこにもいけなくても生きていける喜びを身体で覚える解放的な一瞬である。うごめく生命の原初へ潜りながら、軽やかに空へ飛翔することを繰り返すことによって、ここは生き生きとするわれわれの生命の戯れの場所である。通り抜けること、世界をめぐる経験を一新することで、我々はとどまりなく世界の鮮烈さに出会うことになるでしょう。

「作品が存在することとは、ひとつの世界を開けて立てることを意味する」(ハイデガー)。

イメージなき写真を求め、言葉に表わせない知覚しえぬ何かをいかに可視化するという写真の実践的活動を通して、わたしは今、「あるある」と「ないない」の間 ―この厚みのある豊かな沈黙の中間地帯に身を委ねている。一つの神聖の闇をくぐり抜けた先は、ライトボックスのように光っている。(Jui)

カラー18点。

(写真展情報より)

大阪ニコンサロン 2016年1月 − 写真展 − ニコンサロン|ニコンイメージング

会場・スケジュールなど

  • ・会場:新宿ニコンサロン
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • ・会期:2015年9月8日火曜日〜2015年9月14日月曜日
  • ・時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

  • ・会場:大阪ニコンサロン(追記)
  • ・住所:大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • ・会期:2016年1月21日木曜日〜2016年1月27日水曜日
  • ・時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1970年中国杭州市生まれ。95年来日(後に日本国籍取得)。

主な写真展(個展) に、2007年「カフカラス」(新宿ニコンサロン)、09年「CAOSMOS」(新宿ニコンサロン)、13年「Catching the Bird」(銀座ニコンサロン)、14年同展(大阪ニコンサロン)がある。