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EPSONスマートグラス「MOVERIO」に、THETA連動アプリ

撮影画像やライブビューの360度再生に対応

セイコーエプソンおよびエプソン販売は、スマートグラスMOVERIO「BT-200」専用アプリ「THETA(Device Web API Plug-in)」を専用アプリダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」にて公開した。価格は無料。

同社スマートグラス「MOVERIO(モベリオ)」を用いて、リコーの全天球カメラ「RICOH THETA」の360°Viewの世界を楽しむ実証システムをアプリ化したもの。

THETA(Device Web API Plug-in)をMOVERIOにダウンロードすることで、MOVERIOとRICOH THETAの操作をリンクでき、静止画や動画撮影、ライブビュー、ストレージ管理を可能にする。

さらに、MOVERIOに搭載されている加速度センサーやジャイロセンサーを利用し、頭の動きに合わせて360度の全天球画像が切り替わるため、あたかもその世界の中にいるかのように感じながら映像を見られるという。

「THETA(Device Web API Plug-in)」で実現できる主な機能は以下の通り。

  • 「RICOH THETA」の静止画、動画を「BT-200」で撮影
  • 「RICOH THETA」のライブビューを「BT-200」で360°閲覧(RICOH THETA Sの静止画撮影モードのみ対応)
  • 「RICOH THETA」で撮影した静止画を「BT-200」で360°閲覧
  • 「RICOH THETA」のストレージ管理(「BT-200」への取り込み、削除)

MOVERIO BT-200は、メガネタイプのヘッドセットを用いる3D対応のスマートグラス。Miracast対応のAndroid端末などと無線で同期して表示できるほか、MOVERIO Apps Marketから対応アプリのインストールが可能。発売は2014年6月。実勢価格は税込5万1,630円前後。

MOVERIO BT-200

(飯塚直)