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キヤノン、ミニプロジェクターにWi-Fi搭載モデルを追加

スマートフォンの写真をワイヤレスで投写

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、手のひらサイズの「ミニプロジェクター C-10W」を2月上旬に発売する。Wi-Fiおよびバッテリー内蔵型。旅行先などで、スマートフォン内の画像を投写できる。

価格はオープン。店頭予想価格は4万9,800円前後の見込み。シルバーとブルー(ディープブルー)をラインナップする。

2015年に同社が発売した「ミニプロジェクター C-5」の上位モデル。シャツの胸ポケットに入るサイズのC-5からは幾分サイズは大きくなったものの、明るさを向上させ、さらにWi-Fi機能を搭載。ケーブルレスでスマートフォンやPCと接続できるようになった。

引き続き本体にバッテリーを内蔵。その日撮影した写真をデジタルカメラからスマートフォンに送り、ホテル室内の天井などへ投写して楽しめる。標準モードで約1.5時間、節電モードで約2時間の投写が可能。モバイルバッテリーからの充電には対応していない。

C-5に比べて、解像度や明るさが向上したのもトピック。解像度は640×480ピクセルからん854×480ピクセル(最大入力解像度は1,920×1,080ピクセル)に、明るさは50ルーメンから100ルーメンへとそれぞれアップした。最大画面サイズも50型から158型へと大きくなっている。

本体装備のUSB端子はOTGに対応。例えばPC画面の投写時に、C-10Wに接続したマウスでOSを操作できる。なお解像度が向上したため、PC画面のミラーリング時に、リサイズされる割合が少なくなった。

外形寸法は111×111×17.2mm。質量は約260g。底面に三脚ネジ穴を装備している。

(本誌:折本幸治)