アクセスランキング
デジカメ Watch 8月のページビューランキング
編集担当それぞれのイチオシ記事を紹介
2017年9月8日 23:04
8月のランキング
前月に続いてニコン関連の記事多数ですが、1位は順当にD850。さすがの貫禄をみせつけました。さっそく供給不足の記事が3位にきたのもお約束でしょう。というか、その間を割って入ったカメラバカって一体……確かに記事ネタが薄い1カ月ではありましたが、ニュースサイトを自認する当サイトとして、漫画連載が上位の常連になっている現状は大いに問題かと。いや、漫画が読まれるのはとてもうれしいわけですが、真面目なニュースやレビューが上位になるよう、来月は努力いたしたい所存であります。(折本幸治)
NASAのニュースに見る寂しさ
多くのミラーレスカメラが登場している中、なんとNASAはこれからD5を大量に使用するというニュースに驚きました。一眼レフカメラは重量の点で宇宙に持っていくにはミラーレスカメラより不利かと思いますが、それだけ実績と信頼性があるということなのでしょう。このD5は市販品から無改造と言いますから、安くは無いですが同じものを買って使うことができるというのはこれまた凄いことですね。
一方で“無改造”というのは、ロマンという点では少し寂しいところもあるのではないでしょうか。かつてのスペースニコンのように、別物かと思うほどのモディファイが加えられたボディを見ることはこの先もう無いのかもしれません。(武石修)
やっぱり心意気
発売されなかったカメラの試作機を展示したり、ファンミーティングを開催したり、カメラ好きの気持ちをいろいろ想像したであろう取り組みが目立つのが今年のニコンです。なかなか業績がキビシイなんて話も出たりしますが、こういう時に「じゃあ、いっちょD850を買って応援だな」というファンが少なくないところに、この世も捨てたもんじゃないなと思ったりします。本誌もD850の開発者インタビューを近日お届けしますので、ご期待ください。私はといえば、明日から(あくまで趣味のカメラ研究として)札幌に行ってきます。(鈴木誠)
業界初? 変わった撮影会に参加してきた
FUJIFILM X-Pro2とライカを交互に体験する撮影会
X-Pro2とデジタルのM型ライカがふんだんに用意され、参加者は交互に使用可能。それとなく対決の様相であいまみえるという画期的な撮影会でした。詳しい様子はリンク先を見ていただくとして、このイベントを成立させた代官山 北村写真機店の手腕には脱帽。
当日、富士フイルムの担当者は自社のハイブリッドビューファインダーをしきりに「レンジファインダーのような」「レンジファインダー的な」と繰り返していましたが(笑)、ファインダーで目の前を切り取る感覚は、参加者のみなさんに十分伝わっていました。
製品を体験できるイベントは増えてきましたが、2メーカーが(ゆるやかに)対決の構図をとり、比べながら撮影できる場は珍しいのではないでしょうか。メーカー主導ではなく、小売など第三者だからこそできるイベントはまだあるはず。イベント花盛りのカメラ業界ですが、これからは多様化に期待したいところです。(折本幸治)