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Map Camera、2017年7月のデジカメ売上ランキングを発表

5か月連続でソニーが新品販売の1位に

シュッピンは8月17日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2017年7月1日~7月31日の新品・中古デジタルカメラ売上ランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

α7 II
  • 1位:ソニー α7 II
  • 2位:キヤノン EOS 5D Mark Ⅳ
  • 3位:ニコン D810
  • 4位:ニコン D7500
  • 5位:オリンパス OM-D E-M1 Mark II
  • 6位:富士フイルム X100F
  • 7位:ソニー α9
  • 8位:ソニー α6500
  • 9位:ニコン D500
  • 10位:ニコン D750

ソニー「α9」が2か月続いた首位から7位へと後退。代わりに首位に立ったのは同じくソニーの「α7 II」。これで新製品ランキングは、5カ月連続でソニー製品が首位をキープしている事になる。

今回のランキングで特徴的なのがニコン勢。D810、D7500、D500、D750と、フルサイズ・APS-Cの主力機が4台揃ってランクインした。

ソニー、ニコンの勢いが目立つが、8月4日にはキヤノンの「EOS 6D Mark II」が発売されたこともあり、次回のランキングでは大きな変化がありそうだ。

中古デジカメ販売月間ランキング

EOS 5D Mark III
  • 1位:キヤノン EOS 5D Mark III
  • 2位:キヤノン EOS 6D
  • 3位:ソニー α7 II
  • 4位:ニコン D810
  • 5位:キヤノン EOS 7D Mark II
  • 6位:ニコン D7200
  • 7位:キヤノン EOS 7D
  • 8位:ソニー α7R II
  • 9位:富士フイルム X-T2
  • 10位:ソニー α6000

先月は首位をソニー「α7 II」に譲ったキヤノン勢だが、今月は「EOS 5D Mark III」と「EOS 6D」で1、2位を独占。3位に後退した「α7 II」を、2位「EOS 6D」が大きく引き離す売れ行きだった。

今回の注目は、キヤノン、ニコン、ソニーの三つ巴となる中で、唯一ランクインした富士フイルム「FUJIFILM X-T2」だろう。

2016年9月に発売して以降、4月までは新品デジカメ販売月間ランキングの常連だったが、5月、6月とランキング外となり、今回初めて中古デジカメ販売月間ランキングにランクインした。

次回ランキングでは、富士フイルム以外のメーカーがどこまで迫れるか。注目したい。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。