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ソニー、「α7R III」「α7 III」のソフトウェアアップデートを予告

SDカード書き込み時に動作停止する問題を対策

α7R III

ソニーは12月7日、レンズ交換式デジタルカメラ「α7R III」「α7 III」のソフトウェアアップデートを告知した。12月中旬での提供が予定されている。

このアップデートは、α7R IIIおよびα7 IIIにおいて、RAWデータの書き込み中にまれに動作が停止する現象を解消するもの。繰り返し使用したSDカードで発生する場合があり、動作が停止した場合は、カメラ本体で画像が表示されなくなることがあるという。メモリーカード内の画像が壊れたり失われたりすることはない。

ソニーでは現象が発生した場合、カメラで「管理ファイル修復」を実行し、(PCなどへバックアップの後)メモリーカードをフォーマットするよう呼びかけている。

また、αR IIIでオートレビュー機能を使用中に撮影すると、まれに操作を受け付けなくなることがあるという。この現象も新しいソフトウェアアップデータで対応するとのことだ。

α7R IIIおよびα7 IIIは、ともにソニーEマウントを採用するミラーレスカメラ。α7R IIIは有効約4,240万画素、α7 IIIは有効約2,420万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載する。発売時期・実勢価格(税込)は、α7R IIIが2017年11月・36万円前後、α7 IIIが2018年3月・22万円前後。

α7 III

本誌:折本幸治