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ソニー、1,200万画素になった「DSC-W270」「DSC-W220」

~個人登録やスマイルシャッター専用ボタンを装備

 ソニーは、720p動画記録が可能なコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-W270」を3月13日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万3,000円前後の見込み。カラーバリエーションはゴールド、レッド、ブラック、シルバー。

 同時に、下位モデルの「サイバーショットDSC-W220」も発表。発売日は3月6日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万5,000円前後の見込み。シルバー、ブラック、ブルー、ピンクのカラーバリエーションを用意する。


サイバーショットDSC-W270 サイバーショットDSC-W220

 ハイエンドモデルからエントリークラスまでをラインナップする「サイバーショットW」シリーズの最新モデル。同時発表の「サイバーショットDSC-T900」および「サイバーショットDSC-T90」とあわせ、新開発の1/2.3型有効1,210万画素CCDを採用する。

 なお、同時発表のDSC-T900、DSC-T90、DSC-W270、DSC-W220をまとめた記事を以下のタイトルで掲載している。

 ソニー、「サイバーショット」2009年春モデルを発表


サイバーショットDSC-W270

 2008年4月発売の「サイバーショットDSC-W170」の後継モデル。撮像素子を1/2.3型有効1,010万画素から、1/2.3型有効1,210万画素に変更、さらに同時発表のDSC-T900やDSC-T90と同じく、720pのMPEG-4記録に対応した。1,280×720ピクセル/30fpsでの記録が可能。

 さらに新モードとして「おまかせオート」を搭載。従来のオート撮影モードに「顔キメ」や「おまかせシーン認識」などを1本化したモードで、オート撮影モードに置き換わる位置付け。「顔動き検出」も新機能で、認識した顔の動きをもとに、カメラが自動的に増感する。

 笑顔検出の「スマイルシャッター」も継承。本機ではシャッターボタンとは別に「スマイルシャッターボタン」を装備し、通常撮影とスマイルシャッターを使い分けることが可能になった。笑顔を検出しなくても、通常撮影用のシャッターボタンで撮影できる。また、今回からシーン認識中でのスマイルシャッターにも対応した。

 顔検出には「選択顔記憶」が加わった。優先したい人物を事前に登録できる。フォーカス、露出、ホワイトバランスなどを登録した人物に合わせる機能。登録は1名分のみで、バッテリーを抜くとデータは消える。

 そのほか操作系では、2007年から搭載を開始したHOMEボタンを廃止。今後、設定関連はMENUボタンに1本化するという。合わせて削除ボタンも復活する。階調補正機能のDレンジオプティマイザーには、画像の領域ごとに補正を行なう「プラス」が選べるようになった。


サイバーショットDSC-W270(ゴールド) サイバーショットDSC-W270(レッド)

サイバーショットDSC-W270(ブラック) サイバーショットDSC-W270(シルバー)

 レンズは焦点距離28~140mm相当(35mm判換算)、開放F3.3~5.2の5倍ズーム。マクロモード時の最短撮影距離は、広角端が約10cm、望遠端が約50cm。

 液晶モニターは2.7型約23万ドット。従来モデルDSC-W170と異なり、光学ファインダーは省略されている。

 記録メディアはメモリースティックPRO-HGデュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックデュオをサポート。内蔵メモリーは約11MB。バッテリーは前モデルと同じくNP-BG1で、撮影可能枚数は約330枚となっている。

 本体サイズは約97.6×22.6×56.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約135g(本体のみ)、約164g(バッテリー、メモリースティックデュオ含む)。


サイバーショットDSC-W220

 720万画素機「サイバーショットDSC-W120」の後継モデルで、エントリークラスながら、現在最多クラスの有効1,210万画素CCDを搭載。センサーサイズは1/2.3型。また、光学式手ブレ補正やISO3200での高感度撮影もフォローする。

 ただしDSC-W270と異なり、720p動画記録は非対応。動画記録は最大640×480ピクセル/30fps、圧縮はMPEG-1となっている。また、おまかせオート、選択顔記憶、スマイルシャッターボタン、シーン認識中のスマイルシャッターといった新機能も非搭載となる。


サイバーショットDSC-W220(シルバー)

サイバーショットDSC-W220(ブラック)


サイバーショットDSC-W220(ブルー)

サイバーショットDSC-W220(ピンク)


 レンズは焦点距離30~120mm相当(35mm判換算)、開放F2.8~5.8の4倍ズーム。マクロモード時の最短撮影距離は、広角端が4cm、望遠端が50cm。

 液晶モニターは2.7型約23万ドット。対応記録メディアはDSC-W270と同じ。内蔵メモリーは約15MB。バッテリーはNP-BG1で、撮影可能枚数は約370枚。

 本体サイズは95.2×21.8×56.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約118g(本体のみ)、約147g(バッテリー、メモリースティックデュオ含む)。



URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200902/09-0219B/
  製品情報(DSC-W270)
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-W270/
  製品情報(DSC-W220)
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-W220/

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( 本誌:折本幸治 )
2009/02/19 20:07
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