ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-W120」を、3月7日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は2万8,000円前後の見込み。
2007年4月に発売された「DSC-W80」の後継機。沈胴式レンズと光学ファインダー、モードダイヤルを備えたWシリーズのベーシックモデルとなる。
DSC-W80からの変更点は、レンズが3倍ズームから4倍ズームになったこと、スマイルシャッターが搭載されたことなど。顔検出機能は同時発売のDSC-T300と同様に、大人と子どもを判別するようになり、大人または子どもを優先して検出することもできる。
またモードダイヤルに「EASY」ポジションを設けた。EASYポジションでは「かんたんモード」となり、画面に表示される情報が電池とメモリカードの残量のみになり、文字が大きくなるほか、設定可能な項目も画像サイズとストロボ発光の有無だけになる。
撮像素子は1/2.5型の有効720万画素CCD。最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。記録形式はJPEG。640×480ピクセル、約30fpsでのMPEG-1動画も記録可能。感度はISO100~3200。
レンズは非球面レンズ3枚を含む5群6枚で構成される光学4倍ズームのCarl Zeiss Vario-Tesser。光学式手ブレ補正機能を備える。35mm判換算焦点距離は32~128mm、開放F値はF2.8~5.8。最短撮影距離は広角端で約4cm、望遠端で約50cm。近接撮影時には自動的にマクロモードとなるオートマクロを採用する。
液晶モニターは2.5型11.5万ドット。記録メディアは約15MBの内蔵メモリと、メモリースティックデュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ。
電源はリチウムイオン充電池NP-BG1。CIPA準拠の撮影可能枚数は約350枚。
本体サイズは約88.2×22.9×57.2mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録メディアを含む重量は約156g。本体色はシルバーとブラックのほか、ピンクとブルーをラインナップする。
別売オプションとして、水深30cmに対応する簡易防水ケース「アクティパック APK-WA」(5,250円)や、ワイドコンバージョンレンズ「VCL-D0746」(8,400円)、テレコンバージョンレンズ「VCL-DH2046」(9,450円)などが用意される。
■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200802/08-0218B/
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-W120/
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( 本誌:田中 真一郎 )
2008/02/18 15:08
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