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μ-9000(ブラック)
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オリンパスは、10倍ズームレンズ搭載機で世界最小・最薄の「μ-9000」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万5,000円前後の見込み。本体色はゴールド、ブラック、ブルー。
奥行き31mmのボディに、焦点距離28~280mm相当の10倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。7倍ズームレンズの現行モデル「μ1060」よりは厚みがあるものの、近年各社から登場している10倍ズームクラスよりは小型になる。米国のイベント「2009 International CES」に合わせ、海外で7日に発表済みの製品。
レンズには、フォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6などで採用したDSAレンズの技術を投入。開放F値は3.2~5.9。CCDシフト式の手ブレ補正機構も備えている。
撮像素子は1/2.33型の有効1,200万画素CCD。感度はISO64~1600。
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μ-9000(ブラック)
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μ-9000(ブラック)
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μ-9000(ブラック)
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液晶モニターは2.7型約23万ドットのハイパークリスタルIII液晶。従来のハイパークリスタルII液晶から明るさと視野角を引き上げたもので、最高1,000cd平方mの明るさを実現。「昼光下でもはっきりと液晶に写った被写体を確認できる」としている。視野角は160度以上となっている。
新機能として、検出した顔を自動編集する「ビューティーモード」を装備。顔の肌をなめらかにすると同時に、目を大きく仕上げる。加えて、瞳の光を強調し、アイキャッチが入ったように生き生きとした表情にさせるという。ただし編集後のサイズは200万画素相当になる。同時発表のμ-7000、μTOUGH-8000、μTOUGH-6000でも利用できる。
また、パノラマ撮影や顔検出パーフェクトショットなど、機能を呼び出す「OR」(オリンパスリコメンド)ボタンも新たに搭載した。「フェイス&バックコントロール」、「おまかせ♪iAUTO」など、従来機種と同じ機能も利用可能。
記録メディアはxDピクチャーカードおよび内蔵45MBメモリー。microSDアタッチメントも同梱する。電源はリチウムイオン充電池のD-7AC。
本体サイズは96×31×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は185g(電池・カード含まず)。
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μ-9000(ゴールド)
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μ-9000(ブルー)
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■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
製品情報
http://olympus-imaging.jp/product/compact/mju9000/
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( 本誌:折本幸治 )
2009/01/13 14:07
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