オリンパスは欧州で7日、コンパクトデジタルカメラ「μ9000」、「μ7000」、「μ5000」の3機種を発表した。欧州で1月より順次発売する。国内での発売は未定。
■ μ9000
μシリーズの次期フラッグシップと目されるモデルで、奥行き31mmの本体に28~280mm相当(35mm判換算)、開放F3.2~5.9の10倍ズームレンズを内蔵。撮像素子には有効1,200万画素の1/2.33型CCDを採用する。
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μ9000
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μ9000(背面)
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液晶モニターは2.7型23万ドット。従来の「HyperCrystal II LDC」ではなく、「HyperCrystal III LDC」を採用する。
記録メディアはxDピクチャーカード、または内蔵45MB。アダプター経由でmicroSDにも対応する。最大640×480ピクセル、30fpsでのMotion JPEG記録も可能。
本体サイズは96×31×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は185g(本体のみ)。本体色は、Midnight Black、またはRoyal Blue。欧州での発売時期は2月を予定。
■ μ7000
現行のμ1060と同じく、焦点距離37~260mm相当(35mm判換算)、開放F3.5~5.3の7倍ズームレンズを搭載したスタイリッシュコンパクト。撮像素子シフト式の手ブレ補正機構や、3型のHyperCrystal II液晶モニターなど、μ1060との共通スペックが目立つ。
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μ7000
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μ7000(背面)
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仕様上の主な違いは、CCDの有効画素数が1,000万から1,200万になっていること。サイズは1/2.33型で変わりはない。また、本体にHDMI端子を備えている。
300万画素相当での14fps記録や、最大640×480ピクセル/30fpsでのMotion JPEG記録にも対応する。
記録メディアにxDピクチャーカード(microSDアダプター対応)、内蔵16MBメモリーを使用可能。顔検出機能も内蔵し、笑顔をトリガーに撮影する「Smile Shot」も利用できる。
本体サイズは96.4×25.3×55.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は132g(本体のみ)。本体色はStarry Silver、Midnight Black、Ocean Blue。欧州での発売時期は2月。
■ μ5000
正面向かって左肩を丸めた個性的なスタイリングを採用。他の2機種と同様、有効1,200万画素の1/2.33型CCDを搭載している。
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μ5000
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レンズは5倍ズーム。35mm判換算の焦点距離は36~180mm相当、開放F値は3.5~5.6。センサーシフト式の手ブレ補正機構を採用する。
液晶モニターは2.7型23万ドットで、本体にxDピクチャーカードスロットや36MBの内蔵メモリーを備える。
本体サイズは96.3×24.6×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は125g(本体のみ)。欧州での発売時期は1月。
■ URL
Olympus Europa
http://www.olympus-europa.com/
ニュースリリース
http://www.olympus-europa.com/corporate/1696_2988.htm
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( 本誌:折本幸治 )
2009/01/08 15:42
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