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キヤノン、28mmからの4倍ズーム機「IXY DIGITAL 920 IS」


 キヤノンは、28mmからの光学4倍ズームレンズを搭載した「IXY DIGITAL 920 IS」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

 カラーバリエーションはゴールドとシルバー。


ゴールド シルバー

 2007年9月発売の「IXY DIGITAL 910 IS」の後継モデル。同時発表のほか4モデルと同様、映像エンジンを「DIGIC4」に強化し、「サーボAF」などの新機能を搭載した。また、広角端28mm相当の画角はそのままに、ズーム比を3.8倍から4倍に拡張している。

 DIGIC4による新機能は、「サーボAF」、「暗部補正」、「H.264コーデックの採用」など。ノイズリダクションの強化も行なっており、本機では最高感度をISO1600からISO3200に引き上げている。詳しくは、下記リンク先を参照されたい。


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動画記録にH.264を採用

 CCDは前モデルの有効800万画素の1/2.5型から、有効1,000万画素の1/2.3型になった。レンズは焦点距離28~112mm相当、F2.8~5.8の光学4倍ズーム。前モデルの105mm相当から望遠端の焦点距離が拡張している。

 手ブレ補正はレンズシフト式。マクロモードでの最短撮影距離は、広角端2cm、望遠端30cm。従来モデルより広角端の最短撮影距離が1cm縮まっている。

 液晶モニターは、3型約23万ドットの「クリアライブ液晶II」。従来の「クリアライブ液晶」より、コントラスト比が正面約1.5倍、斜め約10倍に向上したという。特に横から見た際の色合いを忠実に再現する。

 顔認識機能では、AF、AE、FEに加えて、ホワイトバランスも最適化。また、動画記録はAVIからH.264によるMOVに変わり、約60%の容量低減が見込めるという。動画の最大記録解像度は640×480ピクセル/30fps。


ゴールド(正面) ゴールド(背面)

シルバー(正面) シルバー(背面)

ボタンレイアウトを変更

 記録メディアはこれまでと変わらず、SDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus、HC MMCplusに対応する。バッテリーは引き続き「NB-5L」を採用。撮影可能枚数は、前モデルの約270枚から、約310枚に増加している。

 背面の操作ボタン類の配置を見直し、各ボタンを縦一列に配置。同時にズームレバーの大型化や、右手親指を置くためのサムレストを追加した。また、前面右手側を前方にそらせることで、グリップ感の向上を図っている。

 本体サイズは93.8×23.6×56.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約155g(本体のみ)。最薄部は前モデルから、約3mm薄くなった。


同梱品 専用防水ケースもラインナップ


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/

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( 本誌:折本 幸治 )
2008/09/17 13:29
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