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米Kodak、コンパクトデジタルカメラにCMOSセンサーを採用


CMOSセンサー「KAC-05011」を搭載するEasyShare C513
 米Eastman Kodakは24日(現地時間)、CMOSセンサーを搭載したデジタルカメラ「EasyShare C513」を米国で発売すると発表した。価格は99ドル。発売時期は8月。CMOSセンサーの採用は、同社のEasyShareシリーズとして初めて。

 センサーは、1/2.5型で有効500万画素の「KAC-05011」。2005年にIBMがEastman Kodak向けに500万画素のCMOSセンサー「KAC-5000」の製造を開始したと発表しており、KAC-05011はそのバリエーションと見られる。IBMはKodakからCMOS撮像素子の知的財産ライセンスを受け、製造開発についても協業を行なっている。


 最大記録解像度は2,592×1,944ピクセル。感度はISO80~200。35mm判換算で36~108mm、F2.7~4.8の光学3倍ズームレンズを装備する。

 2.4型液晶モニター、SDメモリーカード/MMC対応スロット、プリンタードック端子などを備える。電源は単3電池2本。

 同社では、「以前よりCMOSを低コストなカメラに採用することを考えていたが、最高の画質には至らなかった。画質や機能を危惧することなく、手頃な価格のデジタルカメラの導入が可能になった」と説明している。



URL
  Kodak
  http://www.kodak.com
  ニュースリリース
  http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-path=2709&pq-locale=en_US&gpcid=0900688a80764ba9
  製品情報(EasyShare C513)
  http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-path=11189&pq-locale=en_US&_requestid=9864

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/07/25 22:18
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