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米Kodak、感度を2~4倍に高めた新型撮像素子

~コンシューマー向け製品用に開発中

新型イメージセンサー
 米Kodakは14日(現地時間)、従来に比べ2~4倍の感度を実現した新型CMOSセンサーを発表した。デジタルカメラや携帯電話向けとして、2008年第1四半期にサンプル出荷する。

 現在ほとんどのイメージセンサーが採用しているベイヤー配列では、センサー上の光の半分を緑に、残りを赤と青それぞれに対応した画素で取り込んでおり、撮影後の画像処理によってカラー画像を得ている。

 新型センサーは、可視光全域に対応した画素を加えることで、光をより多く集光できるという。さらに、新たに開発した画像処理アルゴリズムとの組み合わせにより、感度向上を実現できたとしている。

 この技術はCCDにもCMOSにも適用可能だが、同社ではCMOSタイプをコンシューマー向けデジタルカメラや、カメラ付き携帯電話向けに開発している。



URL
  米Kodak(英文) 
  http://www.kodak.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.kodak.com/eknec/PageQuerier.jhtml?pq-path=2709&pq-locale=en_US&gpcid=0900688a80720f9d


( 本誌:武石 修 )
2007/06/15 16:21
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