デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

カシオ、顔検出搭載の1,210万画素機「EX-Z1200」

~CCDシフト式手ブレ補正や2.8型液晶を装備

シルバー
 カシオは、有効1,210万画素のCCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「EXILIM ZOOM EX-Z1200」を6月8日から順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。本体色はSR(シルバー)とBK(ブラック)。発売日はシルバーが6月8日、ブラックが6月15日となっている。

 EXILIM ZOOMシリーズの最上位モデル。同社初の1/1.7型有効1,210万画素CCDを搭載するほか、CCDシフト式の手ブレ補正機構などを採用。さらに、沖電気の組込用顔画像処理ミドルウェア「FSE」(Face Sensing Engine)を搭載したことで、同社初の顔検出機能を備える。海外では21日に発表している。


ブラック ブラックの背面

 2月発売の1,000万画素機「EXILIM ZOOM EX-Z1050」は、同じく1,010万画素の「EXILIM ZOOM EX-1000」(2006年5月発売)から、液晶モニタ―のサイズダウンや最高感度の低下などが見られた。ボディデザインも異なり、ゴールド、ピンク、ブルーなどのカラーバリエーションをラインナップするなど、より一般向けを意識した機種となっている。

 対してEX-Z1200は、EX-Z1000と同様に2.8型23万画素のワイド液晶モニターを搭載。さらに絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出も装備する。動画の圧縮形式には、EX-V7と同じくH.264/AVC準拠を採用した。

 最大感度は通常設定時がISO400、「ブレ軽減:オート」でISO800、ベストショットの「高感度」でISO1600。EX-V7に引き続き、動く被写体の速度や方向を解析し、ISO感度とシャッタースビードを制御する。

 画像処理モジュールは、EX-Z1050など春モデル共通の「EXLIMエンジン2.0」。自動追尾AFと顔認識の組み合わせにより、フォーカスロック後でも人の顔にピントを合わせ続けるという。

 レンズは焦点距離37~111mm相当(35mm判換算)、F2.8~5.4の光学3倍ズーム。最短撮影距離は約40cm、マクロモード時およびMF時は6cm。

 連写は1.6枚/秒。最大3枚/秒の高速連写も利用できる。ただし、記録解像度が300万画素相当に制限される。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus、内蔵メモリ11MB。電源にリチウムイオン充電池を採用し、CIPA規格準拠の撮影枚数は約340枚となっている。本体サイズは93.3×22.4×58.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約152g(本体のみ)。



URL
  カシオ
  http://www.casio.co.jp/
  沖電気
  http://www.oki.com/jp/
  FSE
  http://www.face-sensing-engine.jp/

関連記事
カシオ、秒7枚連写の「EXILIM ZOOM EX-Z1050」(2007/02/05)
カシオ、1,010万画素のコンパクト機「EX-Z1000」(2006/04/26)


( 本誌:折本 幸治 )
2007/05/30 14:15
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.