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パナソニック、28mmレンズで世界最薄「LUMIX DMC-FX30」 |
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パナソニックは、35mm判換算で28mmからの光学3.6倍ズームレンズを搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX30」を2月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。
LUMIXシリーズのスタイリッシュラインにおける主力機種。2006年3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DMC-FX01」の後継モデルにあたる。新たに採用枚数を増やした非球面レンズにより、レンズユニットの小型化を図った。これにより、ボディの厚みはFX07の24.2mmから2.2mm薄い22mmを実現。同社では、広角28mm対応のズームレンズ搭載デジタルカメラでは世界最薄としている。また、レンズバリアにはステンレスを採用した。 撮像素子はFX07と同じ1/2.5型有効720万画素CCD。最大記録解像度は4:3で3,072×2,304ピクセル、3:2で3,072×2,048ピクセル、16:9で3,072×1,728ピクセル。最大848×480ピクセル、30fpsでの動画撮影も可能。 映像エンジンには「ヴィーナスエンジンIII」を採用。最高感度はISO1250だが、高感度モード時はISO3200まで増感する。また、被写体の動きを検出してISO感度をコントロールする「インテリジェントISO感度コントロール」機能を備え、その際の最高感度をISO400/800/1250から選択できる。今回から同機能を「I.ISOポジション」としてモードダイヤルに割り付けた。 レンズは、フレアやゴースト耐性を高めたLeica DC Vario-Elmaritを採用。周辺部でも画像の低下を抑えたという。35mm判換算の焦点距離は28～100mm、F2.8～5.6の光学3倍ズームで、光学式手ブレ補正機構を内蔵する。最短撮影距離は50cm、マクロモードでは広角端5cm、望遠端30cm。 液晶モニターは、LUMIX DMC-FX07同様に20.7万画素の2.5型を搭載。高輝度モードを備えるほか、見上げた状態でも見やすいハイアングルモードも利用できる。 ボディ背面にファンクションボタンを設け、メニューを介さずに記録解像度、ISO感度、ホワイトバランスなどの設定を変更できる「クイック設定」機能を新たに搭載した。また、モードダイヤルのポジションを液晶モニター上に表示できるようになった。
今回から、シーンモードにペットの誕生日を設定することで月齢、年齢を表示できる「ペットモード」と夕焼けの赤を鮮やかに再現できるという「夕焼けモード」が加わった。また、従来6ページにわたって表示していたシーンモード一覧を2ページに集約。素早い検索が可能としている。 カラーは、プレシャスシルバー、エクストラブラック、アーバンブルー、センシュアルブラウンを用意する。エクストラブラックとアーバンブルーは手触りが良いという触感塗料による仕上げを施した。 記録メディアは、SDHC/SDメモリーカードとMMC(静止画のみ)。約27MBの内蔵メモリも備える。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影枚数は約280枚。本体サイズは94.9×22×51.9mm、重量は約132g(本体のみ)、約154g(バッテリーとメモリカードを含む)。 オプションとして、防水ハウジング「DMW-MCFX30」と専用ケース「DMW-CX30」を用意する。 ■ ＵＲＬ パナソニック http://panasonic.jp/ 製品情報 http://panasonic.jp/dc/fx30/ ■ 関連記事 ・ パナソニック、LUMIX春モデル6機種の発表会を開催（2007/01/31） ・ 松下電器、広角端28mmの手ブレ補正コンパクト「LUMIX DMC-FX01」（2006/02/14） （ 本誌：武石 修 ） 2007/01/31 15:04
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