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松下電器、広角端28mmの手ブレ補正コンパクト「LUMIX DMC-FX01」

~超高屈折率硝材でクラス最小ボディを実現

 松下電器産業はコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX01」を3月10日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は48,000円前後の見込み。

 薄型ボディに手ブレ補正機構付きの光学ズームレンズを搭載するコンパクト機。35mm判換算焦点距離28~102mmの広角ズームを搭載するとこで、屋内などで撮影しやすくした。

【お詫びと訂正】記事初出時、DMC-FX9の後継機種と記述しましたが、誤っておりました。お詫びして訂正させていただきます。

 屈折率2.0を超える超高屈折率硝材(K-PSFn2)を採用した、超高屈折率非球面ガラスモールドレンズ(EAレンズ)を世界で初めて搭載することで、コンパクトなボディと広角ズームレンズを実現した。薄型のセンサー内蔵手ブレ補正アクチュエータと合わせて、28mmの広角レンズを搭載するデジカメとしては世界最小としている。超高屈折率ガラスの成型時には、レンズに曇りや割れが発生しやすかったが、、成型工程や金型の改良により、量産に成功した。




 またISO800~1600での高感度撮影、848×460ピクセルで30fpsでのワイド動画撮影、カメラを頭上に構えた際に下から液晶モニターを見やすくする「ハイアングルモード」、画素混合により暗所で液晶モニターを見やすくする高感度表示などの新機能が搭載されたほか、CIPA準拠の撮影可能枚数がFX9の約270枚から約320枚に増えた。

 撮像素子は有効600万画素の1/2.5型CCD。最大記録解像度は2,816×2,112ピクセル。最大2,816×1,880ピクセルでアスペクト比3:2、最大2,816×1,584ピクセルでアスペクト比16:9の撮影も可能。記録形式はJPEG。

 レンズは光学3.6倍ズームのLEICA DC VARIO-ELMARIT。非球面レンズ4枚を含む6群7枚で構成される。開放F値はF2.8~5.6。最短撮影距離は通常50cm、マクロモードで広角端5cm、望遠端30cm。

 液晶モニターは2.5型(20.7万画素)の低温ポリシリコンTFT液晶。光学ファインダーは搭載しない。記録媒体はSDメモリーカード/MMC(MMCは静止画のみ対応)。電源はリチウムイオン充電池。

 本体サイズは94.1×24.2×51.1mm(幅×奥行き×高さ)、充電池とメモリカードを含む重量は約160g。本体色はシルキーシルバー、エクストラブラック、パールホワイト、ミスティピンクが用意される。


ミスティピンク パールホワイト エクストラブラック


お問い合わせ先
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URL
  松下電器産業
  http://panasonic.jp/
  製品情報
  http://panasonic.jp/dc/fx01/
  ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-1/jn060214-1.html?ref=news
  ニュースリリース(レンズユニット)
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060214-5/jn060214-5.html


( 本誌:田中 真一郎 )
2006/02/14 12:30
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