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2008年度版「写真映像用品年鑑」の掲載社が過去最多に


 日本写真映像用品工業会は16日、2008年度版「写真映像用品年鑑」に関する記者会見を都内で開催した。3月19日に開幕するイベント「フォトイメージングエキスポ2008」で無償配布する。また、会期後は全国のカメラ店などで販売する予定。店頭想定価格は500円。


冊子版 CD-ROM版

 写真映像用品年鑑は同会の会員社の製品を紹介する冊子で、例年フォトイメージングエキスポなどで配布している。今回の2008年度版は、掲載企業数、ページ数とも過去最高となり、写真用品業界の好調ぶりを反映したものとなった。

 掲載企業数は67社。そのうち新規掲載企業は、アガイ商事、カメラの恒、カメラのヒロカワ、ガードフォースジャパン、シリコンパワージャパン、シロー貿易、中外写真薬品、ナナオ、ニッシンジャパン、ハンザテック、ピクトリコ、横浜マテリアル、リーダーメディアテクノの13社となる。

 判形はA4全592ページで、前年よりページ数は16%増。発行部数は前年並みの20万部。表紙には3度目の起用となる竹内敏信氏の作品を採用し、カタログページと連動したツメ見出しを縦に入れている。「掲載社が増え、ツメ見出しの箇所がキツくなったが、書体を変えるなどして見やすくした」とは、カタログ委員長の田原栄一氏(ケンコー)のコメント。ツメ見出しのアイデアは、現会長の中谷幸一郎氏(ベルボン)がかつて発案したものという。


2008年度版を手にする中谷幸一郎会長(右、ベルボン)とカタログ委員長の田原栄一氏(ケンコー)
 各社のカタログ以外にも、「注目の我が社の製品 ここがス・ゴ・イ!!」、「ジャンル別プロが見せる あると便利なアクセサリー&グッズ選びのポイント」、「撮影のタブー&マナー集」などの企画ページを設ける。

 2006年度版、2007年度版に続き、CD-ROM版も発行する。2007年度版と同じくWindows、Macintoshのハイブリッド版となる。

 なお、発行までの企画作業は、会員各社のカタログ委員が約1年間行なっている。今年のカタログ委員は浅沼商会、エツミ、近代インターナショナル、ケンコー、ハクバ写真産業、ベルボンが担当。新製品が含まれるため、他社のカタログページは、刷り上がるまで見ることができないという。

 中谷会長は、デジタル一眼レフカメラの需要増が写真用品業界にも波及していることを強調し、新規掲載社の増加やページ増につながったと述べた。それらを「業界への期待の現れと考えている」とまとめた。



URL
  日本写真用品工業会
  http://www.jpvaa.jp/
  フォトイメージングエキスポ2008
  http://www.photoimagingexpo.jp/top.php

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2007年度版「写真・映像用品年鑑」の概要が決定(2007/01/22)
2006年版「写真映像用品年鑑」の概要が決定(2006/01/18)


( 本誌:折本 幸治 )
2008/01/16 19:50
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