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2006年版「写真映像用品年鑑」の概要が決定
~「カタログ」から「年鑑」に変更、CD-ROM版も
表紙デザインも決定した。左から冊子版、CD-ROM版の表紙
日本写真映像用品工業会は18日、2006年版の「写真映像用品年鑑」に関する発表会を開催した。3月23日から開幕する「フォトイメージングエキスポ2006」において無料配布した後、全国のカメラ店などで300円程度で販売する予定。発行部数は冊子版15万部、CD-ROM版5万部の計20万部。
写真映像用品年鑑は、同会が例年発行している「写真・映像用品総合カタログ」の2006年版にあたる冊子で、「用品ショー」、「フォトイメージングエキスポ」など例年のイベントで同会が配布しているもの。会員数の増加に伴い、掲載メーカーは39社から61社に増加。とりわけメディアメーカーやPC周辺機器メーカーがの参加が目立つ。その結果、A4全532ページというボリュームのある体裁になる予定で、昨年に引き続き、全ページをカラーとなっている。
1989年の用品カタログ(右)と2006年版(表紙周りのみの束見本)
一方、昨年に判形をB5からA4に拡大した際、「電話帳みたいで重い」という評価があったことも事実。それを踏まえ、今回はCD-ROM版の発行にも踏み切った。収録内容は冊子版と共通。製品を見出しごとに検索できるほか、製品写真を400%まで拡大できるという。対応OSはWindows版のみ。
また、今回から“カタログ”ではなく“年鑑”に名称を変更した。これは「ショーの期間外も年間を通じて有料販売しているが、“カタログ”だとただでもらえるイメージが強い」(カタログ委員長の田原氏)との理由から。
表紙は写真家・竹内敏信氏の作品を採用。昨年と同様に企画ページも設けた。今回は「プロ写真家のカメラバッグ拝見」など、製品よりの内容に振ったという。また、「日本縦断撮影地ガイド30選」、「写真用品活用ガイド」、「撮影用語集」、「撮影便利帳」などのページを予定している。
会長の山中徹氏は「デジタル化の世の中で会員数もカタログも減少傾向にあったが、昨年から増加に転じた。名称変更とともに内容をさらに充実し、認知拡大を目指したい」と語った。
カタログ委員長の田原氏は、「もともと自前のイベント、用品ショーに合わせたものだったが、昨年からショーの主催がオーガナイザーに移ったことで、媒体価値の向上を図った」と説明。また、デジタルカメラの台頭などにより、会員のジャンルが多岐にわたったことことで「メディア、プロ用品、額など、掲載ジャンルも拡大した」とアピールした。
山中徹会長(ケンコー社長)
カタログ委員長の田原栄一氏
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URL
日本写真映像用品工業会
http://www.jpvaa.jp/
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【特別編】2006年版「写真・映像用品総合カタログ」はCD-ROM版も(2005/08/29)
( 本誌:折本 幸治 )
2006/01/18 20:32
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