会期:2009年3月3日~3月5日(現地時間)
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
ライカはPMA09において、コンパクトデジタルカメラ「D-LUX 4」の限定モデル「D-LUX 4チタン」や、発表したばかりの「スーパー・エルマーM F3.8 18mm ASPH.」を出品した。さらにフォトキナ2008に続いて「S2」を参考出品するなど、盛りだくさんの内容になった。
|
|
D-LUX 4チタン。レンズ収納時
|
電源をオンにした状態
|
D-LUX 4チタンは、限定1,000台で1月に発売した製品。有効1,010万画素の1/1.63型CCD、24~60mm相当/F2~2.8のレンズ、3型46万ドットの液晶モニターなど、標準のD-LUX 4(ブラック)と同様のスペックを持つ。
ただし、ライカのデジタルカメラとして初のチタンカラーを採用。専用革ポーチが付属し、国内では12万2,000円前後での販売が見られる。
もともとブラックモデルのD-LUX 4にも、通常のデジタルカメラには見られない高級感があったが、ボディの表面処理は通常モデルと異なるようで、さらに上質な仕上げに感じた。グレーのライカバッジも上品だ。
モードダイヤルはボディカラーに合わせ、ブラックからシルバーになっている。レンズ鏡胴はブラック。
|
|
正面。左上のライカバッジがグレーになっている
|
ジョイスティックなどもボディと同色になっている
|
|
|
モードダイヤルがシルバーに。製品ロゴは「D-LUX 4」のまま
|
記録メディアにはSDHC/SDメモリーカードを使用
|
|
|
ストロボをポップアップさせたところ
|
専用革ケースが付属する
|
また、国内で3月に発売予定のMマウント交換レンズ「スーパー・エルマーM F3.8/18mm ASPH.」を展示していた。国内での価格は31万5,000円。
M8.2やM8で焦点距離24mm相当になる超広角レンズで、サイズはコンパクト。今までのライカレンズには見られなかった、赤いリングが印象的だ。金属製フードにファインダー用の切り欠きを備えている。
|
|
コンパクトなスーパー・エルマー18mm F3.5。左はフード
|
フードを装着したところ
|
|
マウント面。6bitコードが見える
|
クリップオンストロボ「SF58」は、M型とR型のボディでTTL調光が可能なクリップオンストロボ。国内では2月18日に発表済みで、3月の発売を予定している。価格は未定。
メイン発光部に加えて、サブ発光部を備えたクリップオンストロボ。ガイドナンバーは最大58(ISO100)。バウンス機構やUSB経由でのファームウェアアップデートに対応している。
フォトキナ2008に続き、S2および交換レンズは透明ケースの中で展示。説明員は来場者の質問を忙しく受けていた。また、国内でも1月に発売が正式に決まったDLPプロジェクター「プラドビット D-1200」も展示していた。
|
|
バウンス対応のクリップオンストロボ「SF58」
|
シンプルな背面
|
|
|
存在感はブースで1番のS2
|
S2の背面
|
|
写真表示向けのDLPプロジェクター「プラドビット D-1200」の展示もあった
|
■ URL
ライカカメラジャパン
http://www.leica-camera.co.jp/
■ 関連記事
・ ライカ、「D-LUX 4」にチタンカラーの限定モデル(2008/12/25)
・ ライカ、Mマウント用「スーパー・エルマーM F3.8 / 18mm ASPH.」(2009/02/18)
・ ライカ、S型にも対応するクリップオンストロボ(2009/02/18)
・ ライカ、写真鑑賞モード搭載のDLPプロジェクター(2009/01/22)
・ ライカ、「S2」など新製品の国内発表会(2008/10/06)
( 本誌:折本幸治 )
2009/03/05 19:50
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|