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パナソニック、フルHD動画記録が可能になった「DMC-GH1」

〜専用レンズで動画記録中の“フルタイムAF"に対応

 パナソニックは、フルHD動画記録に対応したマイクロフォーサーズ準拠のデジタル一眼「LUMIX DMC-GH1」を4月24日に発売する。価格はオープンプライス。カラーバリエーションは、コンフォートブラック、コンフォートレッド、コンフォートゴールド。

 交換レンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.」が付属するレンズキット(DMC-GH1K)のみを用意する。店頭予想価格は15万円前後の見込み。


DMC-GH1(コンフォートブラック) DMC-GH1(コンフォートレッド)

DMC-GH1(コンフォートゴールド)


 2008年10月発売の「LUMIX DMC-G1」に続く、マイクロフォーサーズシステム準拠のデジタル一眼カメラ。基本仕様は共通ながら、キットレンズとの組み合わせにより、フルタイムAFに対応したHD動画記録機能の追加が最大の特徴。さらにLive MOSセンサーはマルチアスペクト対応となり、4:3、3:2、16:9で記録画素数が大きく削減しなくなった。また、アスペクト比1:1での記録が可能になっている。海外では3月3日に開幕した米国でのイベント「PMA09」で発表済み。


動画記録中のフルタイムAFが可能

 動画記録はAVCHDに対応。1,920×1,080ピクセル/60iのフルHD記録(17Mbps)が可能。さらに、1,280×720ピクセル/60p(17Mbps / 13Mbps / 9Mbps)での記録も選べる。AVCHDに加えて、Motion JPEGでの記録(1,280×720ピクセル)も可能になっている。

 キットレンズの14-140mm F4-5.8は、動画撮影時のAFと滑らかな絞り動作を目的に開発したという。従来デジタル一眼レフカメラの動画記録は、記録中に作動しない機構上の制限が使い勝手に影響を及ぼしていた。14-140mm F4-5.8はコントラストAF方式を動画撮影時にも活かすため、軽量フォーカスレンズを採用。倍率変動の少ない滑らかなフォーカシングを実現したという。動画撮影機能搭載レンズ交換式デジタルカメラのボディにおけるフルタイムでのAFは「世界初」としている。

 なおパナソニックでは、キットレンズの単体発売も予定している。DMC-G1に動画機能はないが、手ブレ補正機構を備えた高倍率ズームレンズとして使用できる。価格は10万6,050円。発売は5月15日。

 また、ダイレクト駆動のリニアモーターを採用することで、動画撮影に必要な静音駆動を実現している。さらにマイクロステップ虹彩絞り駆動システムを搭載することで、写真撮影時に必要な絞り性能を確保しつつ、動画撮影時の静音性能とボケ味などの作品性向上を両立したとしている。

 動画の記録は背面の「動画ボタン」から行なう。動画記録中は静止画と同じく、「おまかせiA」を作動させることが可能。「顔」、「風景」、「マクロ」、「ローライト」、「通常」の5つのシーンを自動で判別する。

 加えて、動画でもマニュアル操作ができる「クリエイティブ動画モード」を搭載。動画撮影時にも絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出による動画撮影が可能となっている。また、別売のシャッターリモコン(DMW-RSL1)による動画のリモート操作も可能。

 音声はステレオ記録が可能。マイクはストロボポップアップ部に設けられている。オプションでステレオマイクロフォン「DMW-MS1」(オープンプライス)も本体と同時に発売する。店頭予想価格は1万2,600円前後。本体には動画に対応したソフト「PHOTOfunSTUDIO 3.1 HD Edition」が付属している。








 DMC-G1から引き続きHDMI端子を搭載し、パナソニック独自の「ビエラリンク」をサポート。DMC-G1では静止画のHD再生のみだったが、DMC-GH1ではAVCHD動画再生も楽しめる。対応機器同士なら、SDHD/SDメモリーカード経由でのAVCHD動画のやりとりも可能だ。

 撮像素子は有効1,210万画素の4/3型Live MOSセンサー。有効画素数こそDMC-G1と同じだが、総画素数は1,306万から1,398万に増加している。アスペクト比を変えても記録画素数を損なわない「マルチアスペクト」を実現するためで、従来は3:2や16:9にすると、長辺は4:3と同じピクセル数ながら、短辺はピクセル数が少なくなっていた。DMC-GH1では長辺のピクセル数が可変し、全体的な画素数を損なわない。コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX3」などが搭載している同名機能と同じ考えだ。

 そのほかの仕様はほぼDMC-G1を踏襲。ミラーレス構造によるライブビュー撮影を基本とし、LVF(ライブビューファインダー)、またはアスペクト比3:2の3型46万ドットの液晶モニターでフレーミングする。追尾AF、おまかせiA(インテリジェントオート)など、LUMIX共通の独自機能も搭載。SSWFによる撮像素子への防塵対策も引き続き備える。

 電源はDMC-G1と共通のDMW-BLB13。CIPA規格準拠の撮影可能枚数は約300枚。LVF時は約320枚。

 本体サイズは124×45.2×89.6mm(幅×奥行き×高さ)。DMC-G1より高さが6mm増している。重量は約385g(本体のみ)。

DMC-G1との比較(主な仕様)

  DMC-GH1 DMC-G1
発売時期 2009年4月 2008年10月
撮像素子 タイプ Live MOS
総画素数 1,398万 1,306万
有効画素数 約1,210万
サイズ 4/3型
画像サイズ 静止画(4:3) 4,000×3,000
2,816×2,112
2,048×1,536
静止画(3:2) 4,128×2,752
2,928×1,952
2,064×1,376
4,000×2,672
2,816×1,880
2,048×1,360
静止画(16:9) 4,352×2,448
3,072×1,728
1,920×1,080
4,000×2,2482
2,816×1,584
1,920×1,080
静止画(1:1) 2,992×2,992
2,112×2,112
1,504×1,504
動画(HD) 1,920×1,080
1,280×720
848×480
動画(SD) 640×480
320×240
最高感度 ISO3200
手ブレ補正機構 レンズ内
ダスト対策 ノンダストシステム
LVF 視野率 約100%
倍率 約1.4倍
ドット数 144万相当
液晶モニター サイズ 3.0型
ドット数 46万
フリーアングル
最高シャッター速度 1/4,000秒
連写 約3コマ/秒
記録メディア SDHC/SDメモリーカード
内蔵ストロボGN(ISO100) 11
電源 DMW-BLB13
本体サイズ 124mm
奥行 45.2mm
高さ 89.6mm 83.6mm
重量(本体のみ) 約385g



URL
  パナソニック
  http://panasonic.co.jp/
  ニュースリリース
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090325-1/jn090325-1.html
  製品情報
  http://panasonic.jp/dc/gh1/

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( 本誌:折本幸治 )
2009/03/25 16:31
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