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シュリロ、センサーの冷却を改善した「ハッセルブラッドH3D II」


 シュリロは、中判デジタル一眼レフカメラ「H3D II」シリーズを10月1日に発売する。価格は、3,900万画素の「H3D II-39」が491万4,000円、3,100万画素の「H3D II-31」が435万7,500円、2,200万画素の「H3D II-22」が372万7,500円。


H3D II 背面

 2006年11月発売の「H3D」シリーズと2007年2月発売の「H3D-31」を改良した製品。センサーユニット、カメラボディ、交換式ビューファインダーなどからなるデジタル中判カメラで、デジタル専用レンズ「HCD」シリーズ、またはデジタル対応レンズ「HC」シリーズなどを装着して撮影する。

 モニター部をH3Dの2.2型有機ELディスプレイから、3型23万画素の液晶モニターに大型化。また、センサーの冷却方法を見直し、ノイズを大幅に減少したという。さらに専用ソフトを「Phocus」に切り替える予定。

 Phocusはモアレを一掃する機能を搭載するほか、別売の 「GIL」(グローバル・イメージ・ロケーター)に対応する。GPSから取得したデータをメタデータとして画像に組み込めるもので、Focusを使えば、地図上への画像配置や、PCの検索システムとの連動、Goole Earthとの連携などが可能になるという。

 全機種とも撮像素子はCCD。センサーサイズは、H3D II-39とH3D II-22が36.7×49mm。撮影感度はISO50~400。連写速度は1.4枚/秒。いずれもH3D-39、H3D-22と共通。画素数にも変化はない。

 H3D II-31は、H3D-31と同サイズの33.1×44.2mmセンサーを搭載。画素数をはじめ、撮影感度ISO100~800、連写枚数1.2枚/秒などのスペックもH3D-31と同等。

 3機種ともCFスロットをセンサーユニット部に装備。また、Windows NT/2000/XP、Mac OS XとIEEE1394b(FireWire 800)で接続し、PCに直接記録できる。H3Dとともに発表したIEEE1394b対応の100GB外付けHDD「イメージバンクII」も利用可能。

 本体サイズは153×213×131mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2,290g(HC 80mmレンズ、バッテリー、CFカード装着時)。



URL
  シュリロ
  http://www.shriro.co.jp/
  Hasselbrad
  http://www.hasselblad.se/
  製品情報
  http://www.hasselblad.se/promotions/h3d-ii.aspx

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/09/26 15:55
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