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オリンパス、世界最小・最軽量のデジタル一眼「E-410」

~1,000万画素ライブビューや新画像処理エンジンを採用

E-410。装着レンズはZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
 オリンパスは、世界最小・最軽量となるデジタル一眼レフカメラ「E-410」を4月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後の見込み。

 また、レンズキット2種類も4月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6をセットにした「E-410レンズキット」が10万円前後、E-410 レンズキットにZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6を加えた「E-410ダブルズームキット」が12万円前後の見込み。



 E-410は、フォーサーズマウント採用のデジタル一眼レフカメラ。同社は、2006年に世界最小・最軽量のデジタル一眼レフカメラ「E-400」を欧州限定モデルとして発売。以来、同モデルの国内発売が待たれていた。今回発売が決まったE-410は、E-400と同じ本体サイズ129.5×53×91mm(幅×奥行き×高さ)、重量約375g(本体のみ)を実現。デジタル一眼レフカメラとして世界最小・最軽量に加え、世界最薄としている。

 撮像素子は、同日発表のE-510と同じ4/3型有効1,000万画素LiveMOSセンサー。最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。記録形式は圧縮RAW(12bit)とJPEGに加え、RAWとJPEGの同時記録も可能。また、超音波振動によるゴミ対策機構「SSWF」も搭載する。画像処理エンジンは、新開発の「True Pic III」。

 ライブビュー機能を備え、画面中央でのみAFが利用できる。MF時は、ファインダー表示の一部を、7倍または10倍に拡大表示することも可能。消費電力を抑えることで、ほぼ常時使用が可能になった。ライブビューのでの視野率は100%。




CFとxDピクチャーカードのダブルスロットを搭載

 液晶モニターは約23万画素の2.5型TFT。固定式ながら、広視野角タイプのパネルを採用しており、ローアングルやハイアングル撮影も可能としている。

 感度はISO100~1600。最高シャッター速度は1/4,000秒。ストロボは1/180秒以下で同調する。連写は秒3コマ。ファインダー視野率は0.92、視野率は約95%。

 CFとxDピクチャーカードのダブルスロットを採用。Microdriveも使用可能。ガイドナンバー12の内蔵ストロボも搭載する。

 電源はリチウムイオン充電池「BLS-1」。CIPA準拠の撮影枚数は約500枚。

 オプションとして、セミハードケース「CS-6SH」と防水プロテクタ「PT-E03」を4月下旬に発売する。価格はCS-6SHが5,250円、PT-E03は未定。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007a/nr070305e410j.cfm
  製品情報
  http://olympus-esystem.jp/products/e410/

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( 本誌:武石 修 )
2007/03/05 15:03
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