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富士フイルム、「FinePix F200EXR」など新製品発表会


 富士フイルムは4日、コンパクトデジタルカメラを含む新製品の発表会を都内で開催した。

 発表したのは、新開発の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」搭載のコンパクトデジタルカメラ「FinePix F200EXR」、エントリー向けコンパクトデジタルカメラ「A100」、デジタルフォトフレーム「DP-70SH」、SDHC/SDメモリーカード。


FinePix F200EXR 背面(FinePix F200EXR)

A100 背面(A100)

他社にない特徴のあるカメラを出し続けていきたい

取締役常務執行役員電子映像事業部長の樋口武氏
 発表会の開始にあたって、取締役常務執行役員電子映像事業部長の樋口武氏が挨拶した。その中で新製品のFinePix F200EXRについては、「シーンを認識するだけでなく、暗いところや明るいところを見分けるというメカニズムを持ち、人間の眼に近づいたという点が最も大きな特徴」と紹介した。

 また、2008年9月に発表したReal 3Dについても言及し、「カメラ、フォトフレーム、プリンターを同時期に出せるようインフラ作りに取り組んでいる。製品も今年度中のなるべく早い時期に出したいと思っていて、現在は追い込みの時期。価格もお求めやすい価格にしたい」と現状を説明した。

 続いて2009年にFinePixが目指す方針についても触れ、「独自技術に基づいた差別化機能搭載のカメラ開発」、「開発、生産、販売を通じたトータルコストダウンの推進」、「サプライチェーンマネジメントの改善」の3点を挙げた。

 同氏はこの方針について「他社とは一味違う特徴のあるカメラを今後も出し続けていく」と意気込みを語り、そのためには生産体制の増強、在庫管理の徹底、コストダウンが必要である旨を説明したうえで、低コストで高品質の製品を出していく意向を示した。


FinePixが目指す方向性 人間の眼のメカニズムに着目

幅広いニーズに応える製品

電子映像事業部長の三ツ木秀之氏
 新製品の説明は、電子映像事業部長の三ツ木秀之氏が担当した。

 同氏はFinePix F200EXRについて、「今までのデジタルカメラは失敗シーンをなくす、あるいは減らすことが重視されていたが、F200EXRのシーン認識は、シーンを認識をした後に、カメラが状況を判断し、あらゆるシーンを高画質で撮影できるはじめてのカメラ」と紹介。

 搭載している撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」については、人の眼が明るさの条件によって解像力や感度を調節するように、シーンに応じて解像力や感度、ダイナミックレンジを切り替え、あらゆるシーンで高画質を得ることができると説明した。

 機能面では「EXRオート」、「フィルムシミュレーションモード」、「スーパーiフラッシュ」といった3つの新機能を強調しながらも、「顔キレイナビ」や光学5倍ズームレンズ、3型液晶モニターなどといったスペックと合わせ、ユーザーのニーズに幅広く応える製品であることをアピールした。


カラーフィルター配列の変更により、偽色が発生しにくくなった 最大800%のダイナミックレンジを実現

「EXRオート」と「EXR優先モード」 「EXRオート」のプロセス

「フィルムシミュレーション」にモノクロとセピアを追加 「スーパーiフラッシュ」では暗所でのマクロ撮影などで微発光が可能になった

A100は単3電池駆動機種中「最薄」 SDHC/SDメモリーカードの国内販売も行なう

 富士フイルム初のデジタルフレーム「DP-70SH」については、「写真の楽しみ方の一環」と位置付け、シャープが開発したASV(Advanced Super View)液晶の実現する高視野角と高コントラスト、ならびに明るさセンサーによる輝度調整機能、自動電源オフ機能による省エネ効果をアピールした。


高視野角と高コントラストをアピール デジタルフォトフレームは、写真の楽しみ方の1つのスタイルとして普及してきている

「いかに写真を楽しむか」をテーマに、その手段を訴求する

コンシューマー営業本部長の杉原和朗氏
 国内の販売体制についてはコンシューマー営業本部長の杉原和朗氏が説明。「いかに写真を楽しむか」をテーマに、FinePixシリーズに並ぶ目玉としてデジタルフォトフレームを挙げ、今後はフォトブックとデジタルフォトフレームで写真の楽しみ方を訴求していく意向を示した。

 また3月中旬に発売する銀塩中判カメラ「GF670 Professional」についても言及し、「フィルムカメラも引き続きしっかりやっていく」とアピールした。


 発表会の終了後は、新製品の内覧会を実施した。新製品のタッチ&トライのほか、実際にFinePix F200EXRを使用してダイナミックレンジの拡大を試せるコーナーや、EXRモードによるシーン認識を体験できるコーナーも設置した。今回はデジタル製品の発表会のためか、GF670 Professionalの展示はなかった。


タッチアンドトライコーナーでは、EXRモードについて訊く声が多く聞かれた FinePix F200EXRと「同F100fd」のダイナミックレンジを撮影して比較できるコーナーも設置した

高感度ノイズを他社製品と比較できるコーナー DP-70SHを展示

内部の光源を変化させることで、EXRオートの使用感を体験できた 本革製ソフトケース

EXRモード別作例も展示していた


URL
  富士フイルム
  http://fujifilm.jp/
  製品情報(FinePix F200EXR)
  http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf200exr/
  製品情報(A100)
  http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/a100/index.html
  製品情報(DP-70SH)
  http://fujifilm.jp/personal/digitalphotoframe/dp70sh/index.html

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( 本誌:関根慎一 )
2009/02/04 23:02
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