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ケンコー、PIE2009にフォトビューア「Tripper」など参考出品

~カメラ付きデジタルフォトフレームも

 ケンコーは18日、「フォトイメージングエキスポ2009」(PIE2009)の出展内容を発表した。アスカのフォトビューアとデジタルフォトフレーム、新型雲台、新型カラーメーター、コダックのインクジェット用紙などを参考出品する。

 また、18日に発表した高倍率ズームレンズ「AT-X 16.5-135 DX」とZeta(ゼータ)シリーズのフィルターほか、発表済の三脚「プロ200 DXIII」、「プロ250 DXIII」、「ミニII」、「コンパクトII」も展示する。

 PIE2009は、アジア最大級の写真映像関連イベント。会場は東京ビッグサイトの東4、5、6ホールおよび会議棟。会期は26日~29日。入場料は当日一般1,000円。高校生以下と事前登録者は無料。


Tripper VL32G

Tripper VL32G
 アスカブランドのフォトビューア。Tripperシリーズの最新モデルで、5型液晶モニターを搭載する。RAW簡易現像機能を備えるほか、HDDより信頼性に優れるというフラッシュメモリを備える。SDメモリーカーとCF間でデータのコピーも可能。2009 International CESで試作品を展示していた。

 なお、ケンコーは2007年12月に株式会社飛鳥を買収している。


Tripper DPF(仮称)

 アスカブランドの7型デジタルフォトフレーム。本体にカメラを搭載するのが特徴。「留守番モード」にセットすると内蔵カメラの動体検知機能で不審者などを自動撮影し、本体メモリに保存できる。一目ではカメラと気づかないデザインになるという。

 RAW簡易現像機能を備える。スライドショーのほか、MPEG-4動画や音声ファイル(MP3、AAC)の再生も可能。対応記録メディアはCF、SDHC/SDメモリーカード、MicroSDカード、メモリースティック、xDピクチャーカード。


「New KDSマウントII」

New KDSマウントII
 KDSマウントを採用した新型雲台。近日発売予定。

 従来モデルは横アームにより下から支える形式だったが、片持ちフォーク式になった。高い位置の対象物を観察する際に、重心バランスが撮りやすくなったという。展示は、望遠鏡コーナーのケンコーブースで行なう。


「KFM-2200」

KFM-2200
 デジタルカメラに合わせたコンセプトの新型単体露出計。スポットメーターも内蔵する。既存モデル「KFM-2100」の後継モデルに当たる。

 従来モデルではフィルムカメラでの使用を考慮していたため、ISO感度を固定した上でシャッター速度を入力して測定し、絞りを表示する形式だった。KMF-2100では、絞り値を入力してシャッター速度を求めることが可能になる。

 さらに、撮影ごとにISO感度を変更できるデジタルカメラの特性を活かし、希望するストップモーション効果と被写界深度を得たい場合のISO感度を求める、といった測定にも対応する。


「コダックフォトペーパー」

プレミアムフォトペーパー(A4)
 コダックブランドのインクジェット用紙。4月1日から発売する。

 RC(レジンコート)ペーパーがベースの「プレミアムフォトペーパー」と、光沢紙ベースの「フォトペーパー」の2グレードで展開する。それぞれA4とLサイズを用意する。



URL
  ケンコー
  http://www.kenko-tokina.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.kenko-tokina.co.jp/pie2009/index_2.html

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( 本誌:武石 修 )
2009/03/18 13:53
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