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ライカ、M8.2とM8の最新ファームウェア


M8.2
 ライカは、レンジファインダーデジタルカメラ「M8.2」と「M8」のファームウェアを公開した。バージョン番号は2.002。Webサイトからダウンロードできる。M8.2とM8のファームウェアは共通で、SDHC/SDメモリーカード経由で更新する。

 更新内容は以下の通り。

  • 「ズミルックスM f1.4/21mm ASPH.」、「ズミルックスM F1.4/24mm ASPH.」、「エルマーM f3.8/24mm ASPH.」の6bitコードでの認識に対応
  • カメラを“分離チャージ”モードとシングル撮影モードに設定し、撮影後にシャッターボタンから完全に指を離さず次の撮影をした場合、ブラックピクチャー(シャッターを閉じた状態での撮影)となる症状の修正
  • AUTO-ISO使用時、最長シャッター速を“レンズに依存”に設定した場合、シャッタースピードが1/焦点距離より低速になると感度が高感度側に切り替わるよう修正(従来は1/焦点距離+1段階)
  • 画像番号の表示を修正
  • M8.2と、静音シャッターにアップグレードしたM8のメニューに表示されるストロボの最速同調速度を1/250秒から1/180秒に修正


 なお、「ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」の6bit認識については次回以降のファームウェアで対応するとしている。

 M8は、二重像合致式の0.68倍ファインダーやライカMマウントを採用するデジタルカメラ。撮像素子は18×27mmの1,030万画素CCD。実勢価格は65万8,000円前後。M8.2は、M8からシャッターの静音化やISOオートの搭載など機能強化を図ったモデル。実勢価格は73万8,000円前後。



URL
  ライカ
  http://www.leica-camera.co.jp/
  ダウンロードページ
  http://www.leica-camera.co.jp/service/downloads/rangefinder_cameras/m8/

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( 本誌:武石 修 )
2008/12/06 15:31
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