カシオ計算機株式会社は12日、平成21年3月期(2008年4月1日~2009年3月31日)の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比16.9%減の5,180億3,600万円、営業利益は89.4%減の40億1,600万円、純損失は231億4,900万円(前年は121億8,800万円の黒字)。デジタルカメラの市況悪化やTFT液晶の減収で最終赤字に転じた。
エレクトロニクス機器事業の売上高は12.3%減の4,618億円、営業利益は66.5%減の156億600万円。そのうち、デジタルカメラが含まれるコンシューマ部門の売上高は22.2%減の1,779億5,000万円だった。
デジタルカメラは市場全体の価格下落が進んだほか、ユーロ安の影響により減収となった。一方、電子辞書の高付加価値モデルや電波時計の販売は好調に推移した。
デバイスその他事業の売上高は41.7%減の561億6,800万円、営業損失は58億5,000万円(前年は32億5,900万円の営業損失)。TFT液晶における世界的な需要鈍化と、競争激化による単価下落の影響が減益の要因。
2009年度は、売上高を2.3%増の5,300億円、営業利益を273.5%増の150億円、純利益を50億円と見込む。
デジタルカメラ事業において、ハイスピード技術をベースにした超高速連写機能と動画合成(ダイナミックフォト)を進化させ、新しい写真文化の普及を推進する。また、最新のカメラ技術とのシナジーを持った新事業の開発も進める。そのほか、新ジャンルや新規事業の創造といった施策を打つという。
■ URL
カシオ
http://www.casio.co.jp/
決算報告
http://www.casio.co.jp/ir/library/
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( 本誌:武石 修 )
2009/05/13 16:36
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