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ソニー製イメージセンサーの累計出荷が10億個を突破


α900が搭載するソニー製フルサイズCMOSセンサー。有効画素数は2,460万
 ソニーは9日、1月末にイメージセンサーの累計出荷台数が10億個に達したと発表した。CCDおよびCMOSセンサーを含む実績。

 CCDはアメリカのベル研究所が1970年に発明。ソニーが初めて商品化した。ソニーでは1970年代暮れより研究開発をスタートし、1980年には全日空のジャンボ旅客機に世界初のCCDカラーカメラが採用された。離着陸の様子を機内に映し出す「スカイビジョン」としての製品化だった。

 1983年にはソニー国分セミコンダクタ(現ソニーセミコンダクタ九州株式会社鹿児島テック)で25万画素のCCDを量産開始。1985年には搭載モデルの家庭用CCDビデオカメラ「CCD-V8」を発売した。

 ソニー製のCCDは、デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラなどで採用実積がある。また、最近ではCMOSイメージセンサーにも注力し、ソニーセミコンダクタ九州熊本テックを中心に、携帯電話向けCMOSセンサーや、デジタル一眼レフカメラ「α900」に搭載したフルサイズのCMOSセンサー、ハンディカム「HDR-XR520V」や「HDR-XR500V」に搭載した裏面照射型CMOSセンサーなどを開発・生産している。



URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/

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( 本誌:折本幸治 )
2009/02/09 11:57
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