プレミアム発表会では、EOS 5D Mark IIに触れることができるほか、体験撮影やプリントデモなどが行なえる。また、各種セミナーも実施する。発売前とあって、会場には初日から多くの来場者が訪れており関心の高さが伺えた。
会場の様子。多くの人が訪れた
ハンズオンコーナーでは、バッテリーグリップも試せる
実機を手に取ることができるハンズオンコーナーには、30台のEOS 5D Mark IIを用意。説明員に質問などをしながら操作することができる。説明員によると、カメラの操作についての質問が多いが、液晶モニターのきれいさに驚く来場者が多いという。
ハンズオンコーナーのEOS 5D Mark IIにはキットレンズの「EF 24-105mm F4 L IS USM」を装着しているが、リクエストすると、いくつかの交換レンズを試すこともできる。また、バッテリーグリップ「BG-E6」を装着して操作することも可能。
実写コーナーには長い列ができた
ステージのモデルを撮影できる実写コーナーも人気。実写コーナーには15台のEOS 5D Mark IIが用意されていたが、それでも長い列ができる盛況ぶりだった。モデルは和服を着用。「繊細な柄の写りを見て欲しい」(説明員)とのこと。撮影した画像は、インクジェット複合機「PIXUS MP980」で2Lサイズで1枚プリントしてもらえる。
なお、ハンズオンコーナーも含めて会場のEOS 5D Mark IIは最終版ではない「β機」。記録メディアを持参しても、撮影データの持ち帰りはできない。
実写コーナーには15台のEOS 5D Mark IIが並んだ
モデルは和服の女性
来場者は思い思いに撮影を楽しんでいた
実写コーナーで撮影した画像は「PIXUS MP980」でプリントできる
65型の大型液晶ディスプレイでフルHD動画をアピール
フルHD動画体験コーナーでは、EOS 5D Mark IIで撮影した映像作品を65型の液晶ディスプレイで上映している。超望遠、超広角、マクロ、シフトなどのレンズで撮影されており、デジタル一眼レフカメラによる映像の新鮮さに多くの来場者が見入っていた。
同コーナーでは、専門の説明員に動画機能について説明を受けることもできる。来場者からは、「動画から静止画を取り出したいが、方法はあるのか?」という質問が相次いだという。動画からの静止画切り出しは、同梱のソフトで可能とのこと。「デジタルビデオカメラとどちらが良いのか?」の質問には、大判センサーを使用しているため、特に暗い場所での撮影が有利な点や、広角レンズが使える点などをEOS 5D Mark IIのメリットと説明していた。
超望遠レンズ体験コーナーも設置。「EF 400mm F2.8 L IS USM」、「EF 600mm F4 L IS USM」、「EF 800mm F5.6 L[IS USM」にEOS 5D Mark IIを付けて試せる
会場には石橋睦美氏、十文字美信氏、米美知子氏がEOS 5D Mark IIで撮影した大判プリンを展示している
アプリケーションコーナーでは、同梱ソフトの機能を解説。リモート撮影のデモも実施
ワイヤレストランスミッター「WFT-E4」も操作できる
デバイスなどの展示も
ケース内ながら、Lレンズの展示も
キヤノンフォトサークルやEOS学園の紹介コーナーも設けていた
会場ではプロカメラマンによるセミナーも開催
セミナーは、ほぼ満席という人気
EOS 5D Mark IIスペシャルBOX
会場ではアンケートに答えると、EOS 5D Mark IIのカタログ写真を担当した石橋睦美氏、十文字美信氏、米美知子氏の撮り下ろし限定プリント(3枚セット)や43ページからなるEOS 5D Mark IIのカタログ、Lレンズの豪華カタログなどが入った「EOS 5D Mark IIスペシャルBOX」をもれなく受け取ることができる。スペシャルボックスには、EOS 5D Mark IIで撮影した動画を収録したDVDも同梱する。