有限中間責任法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2008年5月のカメラ、レンズ、フォトプリンタの生産出荷統計を発表した。
デジタルカメラ全体の生産実績は、台数ベースで1,044万台(前年同月比121.3%、ただし2008年1月から統計参加企業が増加したため参考値、以下同)、金額ベースで1,553億円(112.1%)。
国内出荷は78万台(103.9%)、184億円(100.6%)。台数、金額とも前年割れとなった4月から、プラスに転じた。内訳は、レンズ一体型が68万台(100.6%)、131億円(92.9%)。レンズ交換式一眼レフタイプが10万台(135.5%)、53億円(127.1%)だった。
海外出荷は970万台(128.8%)、1,776億円(114.6%)と、好調を維持している。
一眼レフ用交換レンズの生産実績は125万本(110.3%)、211億円(130%)。国内出荷は35mm判レンズが3万本(69.6%)、15億円(89.1%)。デジタル専用レンズは、12万本(147.2%)、28億円(158.7%)。
民生用A4未満フォトプリンタの国内出荷は4万台(87.5%)、4億円(78.9%)。
■ URL
CIPA
http://www.cipa.jp/
デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2008年5月分(PDF)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200805.pdf
銀塩カメラ/カメラ用交換レンズ生産出荷実績表2008年5月分(PDF)
http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200805.pdf
民生用A4未満フォトプリンター出荷実績表2008年5月分(PDF)
http://www.cipa.jp/data/pdf/pp_200805.pdf
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・ レンズ一体型が減少に転じ、デジカメ国内総出荷も前年割れ(2008/06/02)
( 本誌:武石 修 )
2008/07/01 15:28
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