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レンズ一体型が減少に転じ、デジカメ国内総出荷も前年割れ

~CIPA2008年4月統計より

 有限中間責任法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は2日、2008年4月のカメラ、レンズ、フォトプリンタの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は台数ベースで1,177万台(前年同月比139.2%、ただし2008年1月から統計参加企業が増加したため参考値、以下カッコ内は同じ)、金額ベースで1,759億円(129.1%)。

 国内出荷は104万台(97.8%)、251億円(98.1%)。国内出荷が台数/金額ともに前年割れとなったのは2006年6月以来。内訳を見るとレンズ一体型が92万台(95.3%)、185億円(91.1%)、レンズ交換式一眼レフタイプが12万台(121.4%)、66億円(125%)となっており、レンズ一体型の落ち込みが顕著になっている。

 海外出荷は1,037万台(136.7%)、1,818億円(120.5%)で、伸張を維持している。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は119万本(113.9%)、193億円(126.9%)。国内出荷は35mm判レンズが4万本(77%)、15億円(89.9%)、デジタル専用レンズが15万本(143.8%)、31億円(155.4%)。

 民生用A4未満フォトプリンタの国内出荷は15万台(158.8%)、13億円(108%)。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2008年4月分(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200804.pdf
  銀塩カメラ/カメラ用交換レンズ生産出荷実績表2008年2月分(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200804.pdf
  民生用A4未満フォトプリンター出荷実績表2008年4月分(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/pp_200804.pdf

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レンズ一体型デジカメが前年比プラスに転じる(2008/04/30)


( 本誌:田中 真一郎 )
2008/06/02 15:21
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