デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

タムロン、ネオ一眼向けレンズユニット減少などで第1四半期は減収減益


 株式会社タムロンは2日、2008年12月期第1四半期(1月1日~3月31日)の連結決算を発表した。これによると売上高は125億3,900万円(前年同期比17.4%減、以下カッコ内は同じ)、営業利益は8億9,500万円(53.7%減)、純利益は6億4,000万円(50.1%減)。レンズ関連の売上減少、円高ドル安などの影響により、減収減益となった。

 交換レンズを含む写真関連事業は、売上高56億8,100万円(0.8%減)、営業利益7億4,400万円(44.7%減)。OEMは好調だったが、北米、欧州でタムロンブランドの交換レンズの売上が伸び悩んだ。

 コンパクトデジカメ用レンズユニットを含むレンズ関連事業は、売上高43億8,400万円(40.6%減)、営業利益2億1,300万円(74.3%減)。デジタル一眼レフの低価格化の影響を受けて「ネオ一眼」向けレンズユニットが減少したほか、新機種切り替え時期にあたったため、コンパクトデジカメ用レンズユニットが減少した。

 特機その他事業は売上高24億7,300万円(19%増)、営業利益3億7,100万円(208.1%増)。セキュリティー向けのCCTVカメラ用レンズが好調だった。

 第1四半期業績はおおむね計画通りとしており、通期予想は前回予想から据え置いて、売上高695億円(1.9%増)、営業利益92億円(4.7%増)、純利益61億円(27.8%増)としている。



URL
  タムロン
  http://www.tamron.co.jp/
  決算概要(PDF)
  http://www.tamron.co.jp/investors/pdf/2008/0502.pdf

関連記事
タムロン、2007年度通期は交換レンズ好調で増収増益(2008/02/06)


( 本誌:田中 真一郎 )
2008/05/02 17:18
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.