タムロンは6日、2007年度通期(2007年1月1日~12月31日)の連結決算を発表した。売上高682億400万円、(前年同期比7.1%増、以下カッコ内は同じ)、営業利益87億8,800万円(32.7%増)、純利益47億7,200万円(18.5%増)。いずれも過去最高となっている。
事業別では、デジタル一眼レフ用交換レンズを取り扱う写真関連事業が、売上高253億4,500円(46.6%増)、営業利益49億8,800円(78.6%増)。手ブレ補正機構「VC」を搭載した新製品「AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC(Model A20)」などが売り上げを伸ばした。
レンズ関連事業は、売上高350億5,600万円(4.7%減)、営業利益48億8,700万円(7%減)。デジタルカメラ用レンズおよびビデオカメラ用レンズが好調で売り上げが好調だったが、販売単価下落などの影響を受けた。
特機その他事業は、売上高78億200万円(19%減)、営業利益7億5,200万円(48.7%増)。CCTV関連がセキュリティー市場の拡大を受けて前期比増収だったが、プロジェクター関連はリアプロジェクションTV市場の縮小の影響を受けて減収となった。
2008年度は、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラがデジタルカメラ市場を牽引すると予想し、売上高695億円(1.9%増)、営業利益92億円(4.7%増)、純利益61億円(27.8%増)。いずれも前回予想から上方修正されている。
■ URL
タムロン
http://www.tamron.co.jp/
決算短信(PDF)
http://www.tamron.co.jp/investors/pdf/2008/0206_01.pdf
( 本誌:織原 博貴 )
2008/02/06 19:23
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|