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デジタルカメラの台数と前年比の推移(上)と、コンパクト機と一眼レフの構成比の推移
出展:GfK Japan
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ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(GfK Japan)は5日、「2007年9月期 デジタルスチルカメラ市場現況」を発表した。
これによると9月期のデジタルカメラの販売数量は約79万台で前年同期比110%。年初の130%に比べれば伸び幅は減少しているものの、2桁成長を続けており、年間1,000万台突破はほぼ達成できるとしている。
このうちデジタル一眼レフは前年同期比119%。2006年にエントリー機種が発売された反動で数量の伸びは大幅に落ちているが、コンパクト機との比率はほぼ9:1で推移しており、急激な成長から緩やかな成長へ、安定した市場に変化したとしている。
デジタル一眼レフユーザーの購入者における男女比は、2006年の8:2から7:3となり、女性が増加。デジタル一眼レフからの買い替え、買い増しも3割を占めた。また年代別では、50代以上の比率が購入価格10万円以上の機種で増えており、団塊の世代をターゲットとした中級機にはポテンシャルが十分あるとしている。
コンパクト機では800万画素クラスが38%を占め、42%の700万画素機と合わせて主流となっている。下落を続けていた平均単価は上昇に転じ、約2万9,000円弱となった。
■ URL
GfK Japan
http://www.gfkjpn.co.jp/
2007年9月期 デジタルスチルカメラ 市場概況(PDF)
http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFiMonthlyMarketComment_0709_DSC.pdf
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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/11/05 19:19
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