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松下電器、デジタルカメラや薄型テレビなど好調で増収に


 松下電器産業株式会社は30日、2007年度中間期の連結決算を発表した。売上は4兆5,253億500万円(前年同期比3.1%増、以下同)、営業利益は2,199億9,400万円(6.1%増)、純利益は1,051億2,200万円(8.7%減)。日本ビクターを除くすべての部門で売上が伸張し、増収となった。一方、早期退職一時金や品質対策費用の計上により減益となった。

 デジタルカメラを含むAVCネットワークス分野は、売上高1兆9,202億円(8%増)。このうち、映像・音響機器分門は、デジタルカメラや薄型テレビなどが好調で前年同期比6%増となった。また情報・通信機器部門は、カーエレクトロニクス機器や移動体通信などが売上を伸ばし前年同期比10%増となった。

 そのほかの分野の売上高は次の通り。白物家電が総じて好調に推移したアプライアンス部門は6,418億円(8%増)、一般電子部品などが堅調だったデバイス分野は5,860億円(5%増)、電工・パナホームは8,491億円(5%増)、日本ビクターは1,805億円(44%減)、FA機器が好調だったその他分野は3,477億円(7%増)。

 なお通期の業績見通しは7月24日発表の数値を据え置く。売上高8兆7,800億円(前年比4%減、以下同)、営業利益4,770億円(4%増)、純利益2,460億円(13%増)を見込む。



URL
  松下電器産業
  http://panasonic.co.jp/index3.html
  2007年度中間期決算概要
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn071030-1/jn071030-1.html?ref=news

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( 本誌:武石 修 )
2007/10/30 20:58
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