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松下電器、第1四半期のデジカメは37%の増収


 松下電器産業株式会社は25日、2007年度第1四半期の連結業績を発表した。売上高は2兆2,395億500万円(4.8%増、前年同期比、以下同)、営業利益は738億9,100万円(13.5%増)、純利益は393億1,400万円(9.7%増)。

 デジタルカメラを含むAVCネットワーク部門は、売上高9,247億円(5%増)、営業利益389億円(10%増)。設備投資の実績額は、前年より141億円多い332億円となっている。デジタルカメラは売上高600億円(37%増、外販集計分)。

 そのほかの部門別売上高は、アプライアンスが3,399億円(10%増)、デバイスが2,847億円(5%増)、電工・パナホームが3,857億円(5%増)、日本ビクターが1,353億円(10%減)、その他が1,692億円(7%増)。

 同社は24日、通期の連結業績予想を下方修正した。4月27日の公表より、売上高は4,700億円減額の8兆7,800億円、純利益は40億円減の2,460億円。連結子会社の日本ビクター株式会社における第三者割当増資が24日に決定、松下電器産業株式会社の出資割合が52.4%から36.8%へ低下するためで、日本ビクターは持分法適用関連会社になる予定。



URL
  松下電器
  http://www.panasonic.co.jp/
  2007年度第1四半期連結決算概要
  http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070725-2/jn070725-2.html
  ビクター、ケンウッドの資本参加で会見。「業界再編の一歩」(AV)
  http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070724/vicken2.htm


( 本誌:折本 幸治 )
2007/07/25 18:09
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