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ペンタックス、18日オープンの「ペンタックススクエア」を公開
ペンタックスクエアの正面入口
ペンタックスは17日、東京新宿のペンタックススクエアを関係者に公開した。先行オープンとして、4月18日から一部の営業を開始する。本オープンは6月1日。
サービスセンターおよびギャラリーの「ペンタックスフォーラム」と、写真クラブ「ペンタックスファミリー」の事務局などを集約した新しい施設。住所は東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービル中地下1階。なお、これまでペンタックスフォーラムは新宿三井ビルに、ペンタックスファミリーは東京都板橋区にそれぞれ所在した。18日からは、いずれもペンタックススクエアで営業を開始する。
さらにペンタックススクエアは、6月1日から活動を始める会員制クラブ「フォーカル」の拠点となる。写真クラブというより「フォトカルチャークラブ」(同社)という位置付けのフォーカルでは、従来の写真クラブとは異なる試みを行なうという。
例えば、月額8,400円のスクール参加費で1カ月間の講座が受け放題に。また、ペンタックススクエア内にはフォーカル会員専用の受付と、会員しか入場できないラウンジを設置する。ペンタックススクエアの延べ床面積は386平方mで、その約半分がフォーカルの施設になる。
ペンタックススクエアの一部外観
ショールーム外側には、アサヒペンタックスの歴代名機が並ぶ
入口左手にはギャラリーが。18日からフォーカルゼミ講師陣による「風景三人展」を開催
ショールーム。K10Dをはじめ、現行機種が並ぶ。手に取って試せる
新クラブ「フォーカル」の専用エリア。会員しか入れない
フォーカル専用の受付。機材の貸出などをここで申し込む
PCとプリンタを備えた個室も3室ある。利用には予約が必要
個室以外にもPCとプリンタを準備。インターネットへの接続も可能にするという
スタジオも備える。撮影機材は講座ごとに変化する可能性がある
フォーカル会員は受付で申請することで、ラウンジのPCやプリンタを2時間利用できる(実費が必要になる予定)。また会員向けに、交換レンズなどの機材を2時間レンタルするサービスも行なう。レンタル料金は無料。間口3m前後のスタジオや、PC完備の個室3部屋も用意し、撮影講座などで利用するという。
フォーカルへはペンタックスユーザー以外も入会可能。4月18日よりWebページでの応募を受け付けるという。無料施設体験会や無料体験会も5月に実施する予定。
なおペンタックススクエア内のギャラリーにおいて、4月18日から5月3日まで、フォーカルゼミ講師陣による「風景三人展」を開催する。参加した写真家は、新井幸人氏、佐藤秀明氏、丹地敏明氏。
オープンに先駆けて開催された特別内覧会では、鳥越興上級執行役員が「新宿駅に近くなり、雨にぬれることなく来場できるようになった。ペンタックスファンから写真愛好家まで、多くの人が楽しめる施設にしたい」と抱負を語った。
また来賓代表として、日本写真家協会の田沼武能会長が挨拶した。「旭光学工業による初のペンタプリズム搭載一眼レフをソ連に持って行ったことがある。大変画期的なカメラだと思った」との回想に始まり、「この会場で社員の方が皆ニコニコしているのは、K10Dの好調な売れ行きと、今期の黒字見込みが原因かと推察する」と、笑いを交えて印象を述べた。また、挨拶の終わりには、「文化的な施設ができたことは素晴らしいこと。ますます写真界をにぎやかにしていただきたい」との期待を込めた。
ペンタックス上級執行役員の鳥越興氏
写真家の田沼武能氏が来賓代表として挨拶した
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URL
ペンタックス
http://www.pentax.co.jp/
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( 本誌:折本 幸治 )
2007/04/17 18:54
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