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シャープは8日、1/1.7型で1,200万画素のCCDを開発したと発表した。コンパクトデジタルカメラ向けに30日からサンプル出荷を開始、2007年1月に量産を始める。サンプル価格は、4画素加算技術を採用した「RJ21Y3DA0ET」が7,500円、画素加算なしの「RJ21Y3BA0ET」が7,000円。| 
 |  | 左からRJ2IY3DA0ET、RJ2IY3BA0ET |  
 画素セルサイズは業界最小クラスの1.88μm角。独自の微細加工技術と画素セル縮小技術により実現したという。総画素数1,252万(4,102×3,051ピクセル)、有効画素数1,219万画素(4,032×3,024ピクセル)。カラーフィルターは原色。
 
 4画素加算技術を対応したRJ21Y3DA0ETは、近接する画素信号をRGBごとに4画素ずつ加算することで、通常の4倍の高感度での撮影を実現する。その場合、画像は300万画素相当になる。
 
 プラスチックSOP(Small Outline Package)を採用。RJ21Y3DA0ETは36ピン、RJ21Y3BA0ETは従来の同社製1,000万画素CCDと同じピン配置の32ピン。CCD周辺IC、DSPも用意される。
 
 ■ URL
 シャープ
 http://www.sharp.co.jp/
 ニュースリリース
 http://www.sharp.co.jp/corporate/news/061108-a.html
 
 ■ 関連記事
 ・ シャープ、1/1.7型1,000万画素CCDを開発(2005/11/01)
 
 
 ( 本誌:折本 幸治 )
 2006/11/08 16:03
 
  
 
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