有限責任中間法人カメラ映像機会工業会(CIPA)は12日、1月に発表した2006~2008年のカメラ出荷見通しを上方修正した。2006年前半7カ月の出荷実績が、数量ベースで前年比20.3%増(3,880万台)と大きく伸びたのを受け、予想を見直した。
デジタルカメラ全体の出荷数量は、6,733万台(前年比4%増、以下カッコ内は前年比)との予測を、7,296万台(12.7%増)に大幅上方修正した。これはレンズ一体型デジカメが6,265万台(2.8%増)から6,836万台(12.1%増)に修正されたことによるもの。レンズ交換式デジタル一眼レフは468万台(23.4%増)から460万台(21.3%増)へ下方修正されている。
一方銀塩カメラは333万台(38%減)から204万台(62%減)へ大幅に下方修正された。
一眼レフ用交換レンズに関しては、35mm判用が335万台(5.7%減)から315万台(11.3%減)と下方修正されたのに対し、デジタル専用レンズは450万台(28.7%増)から453万台(29.5%増)に、若干の上方修正となっている。
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