株式会社ニコンは25日、平成18年3月期(2005年4月~2006年3月)の連結業績予想を上方修正した。2月6日の発表から、売上高を7,100億円から7,300億円に、経常利益を340億円から435億円に、純利益を180億円から280億円に増額した。連結業績として過去最高値になる見込み。
2月6日の第3四半期業績でも上方修正を発表しており、再度の上方修正となった。修正の要因は、精機事業におけるArF露光機や大型LCD用露光機の販売好調、精機事業全般のコストダウン効果。
また、デジタルカメラ事業も販売が堅調に推移し、コンパクトデジタルカメラは予想を上回る実績を得たという。円安にも助けられ、売上高、利益ともに改善した。
配当は2005年11月14日の発表から2円増額し、期末配当が6円、年末配当が10円になる見込み。前期の実績から見ても、それぞれ2円の増額となる。
単独でも上方修正を発表している。売上高を5,100億円から5,200億円に、経常利益を170億円から185億円に、純利益を90億円から120億円へと、それぞれ増額している。
■ URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/finance/pdf/2006/060425j.pdf
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( 本誌:折本 幸治 )
2006/04/25 16:34
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