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オリンパス、「m:robe」シリーズを凍結、デジカメ事業に集中
m:robe MR-500i
オリンパスイメージング株式会社は9日、携帯音楽プレーヤー事業を凍結し、デジタルカメラなどコア事業に集中することを明らかにした。9日にオリンパス株式会社が行なった中間期の業績説明会で明らかになった。
同社は2004年11月にポータブルHDD音楽プレーヤー「m:robe」シリーズを発売。122万画素のカメラ付きモデル「MR-500i」と、カメラ機能を省略した「MR-100」を投入している。以後、フラッシュメモリタイプを合わせて計4台の携帯音楽プレーヤーを発売した。また、音楽プレーヤーのほか、MO事業からの撤退も発表。両事業の上半期における売上高は計20~30億円となっている。
凍結および撤退の理由を「コア事業であるデジタルカメラや光学技術の収益が落ち込んでいることから、これらの事業にリソースを集中するため」としている。
中間期におけるオリンパスの映像事業は、デジタルカメラ市場の競争激化などの影響を受け、前年同期に続き赤字となった。営業損失は67億1,900万円。下期には立て直しを図り、黒字化を予定している。
なお携帯音楽プレーヤー事業については、デジタルカメラなどコア事業の収益回復を条件に「再参入を含めて再検討する可能性もある」という。また、m:robeシリーズとともに発表されたデジタルカメラ「i:robe」シリーズについては、下期も継続する。
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URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
平成18年3月期中間決算短信
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/brief/pdf/brief138PA.pdf
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オリンパス、2006年度中間期の映像事業は67億円の赤字(2005/11/08)
( 本誌:折本 幸治 )
2005/11/10 14:03
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