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ペンタックス、2006年度第1四半期は増収減益

~デジカメ販売は伸びるも、価格下落の影響は免れず

 ペンタックス株式会社は2006年度第1四半期(2005年4月1日~6月30日)の業績を発表した。これによると売上高は前年同期比9.6%増の338億1,500万円、営業利益は前年同期比38.7%減の2億3,100万円、純利益は前年同期比41.9%減の2億6,100万円。

 事業別では、カメラ/交換レンズ/アクセサリー/双眼鏡/天体望遠鏡を含む「イメージングシステム」事業の売上が前年同期比14.8%増の165億8,400万円、営業損失が10億7,500万円で、前年同期より3,800万円の減益となった。コンパクトデジタルカメラの新機種の販売が伸びたが、価格下落など市場環境の悪化の影響は免れなかった。

 デジタルカメラモジュール/微小レンズなどの「オプティカルコンポーネント事業」は、売上高が前年同期比10%減の66億2,600万円、営業利益が前年同期比43.5%減の8億4,600万円。製品単価の下落による減収減益としている。

 内視鏡/メディカルアクセサリーなどの「ライフケア事業」は、売上が前年同期比30.7%増の91億8,700万円、営業利益が前年同期比135.8%増の11億7,700万円。内視鏡などの販売が堅調なほか、2004年に買収した医療用処置具の子会社が利益に貢献し始めたとしている。

 ビジネスシステム機器や測量機器を含む「その他事業」は、売上高14億1,800万円、営業損失2億8,100万円。

 なお、第1四半期業績の結果から第2四半期業績見通しを見直し、2006年度中間期(2005年4月1日~9月30日)と2006年度通期(2005年4月1日~2006年3月31日)の業績見通しを、前回予想値より上方修正した。

 中間期は売上高を2.4%、16億円上積みして676億円に、純利益を50%、5千万円上積みして1億5千万円とした。通期では、売上高を1.2%、16億円上積みして1,396億円に、純利益を35%、3億5千万円上積みして13億5千万円とした。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  2006年度第1四半期業績
  http://www.pentax.co.jp/japan/company/ir/semi/2006.html

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( 本誌:田中 真一郎 )
2005/07/19 17:54
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