有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2005年5月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表した。
デジタルカメラ全体の生産台数は479万5,406台(前年同月比100.7%、以下同)、国内出荷台数は60万419台(101.3%)。微増ながら8カ月ぶりにプラスとなった。金額は、生産が947億4,150万円(86.8%)、国内出荷は158億9,045万円(96.2%)。
輸出は全体で406万1,231台(107.3%)、952億6,293万円(95.3%)。地域別の輸出台数は、欧州が201万6,586台(118.6%)、北米州が116万5,275台(94.7%)、アジアが62万8,301台(101.3%)、その他が25万1,069台(107%)。
レンズ交換式一眼レフタイプの生産台数は25万8,901台(124%)、国内出荷台数は4万5,824台(142.2%)で続伸。金額では生産が143億744万円(118.6%)、国内出荷が29億675万円(121.1%)。全デジタルカメラに占める割合は、国内出荷台数が7.6%、国内出荷金額が18.3%。前月より台数で0.5ポイント、金額で1ポイント減少した。
一眼レフ用交換レンズは、総生産台数が54万4,527台(127.8%)、国内出荷台数が7万9,303台(140.5%)と共に続伸。生産金額は89億3,741万円(122.3%)、国内出荷金額は19億8,807万円(157.4%)と堅調に推移した。
銀塩カメラは、総生産台数が44万7,614台(66.5%)、国内出荷台数が2万822台(37.6%)。生産金額は16億6,083万円(51.4%)、国内出荷金額は2億4,519万円(39.7%)となった。
■ URL
CIPA
http://www.cipa.jp/
デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2005年5月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200505.pdf
スチルカメラ等生産出荷実績表2005年5月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200505.pdf
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( 本誌:折本 幸治 )
2005/07/01 14:10
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