有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2005年4月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表した。
デジタルカメラ全体では、生産台数が493万9,168台(前年同月比102.2%、以下同)、国内出荷台数は62万5,721台(85.7%)。国内出荷台数は7カ月連続で減少した。金額は、生産が970億8,769万円(87.5%)、国内出荷は166億1,327万円(81.9%)と、共に続落した。
輸出は全体で458万4,028台(107.8%)、1,074億4,691万円(96.1%)。地域別での輸出台数は、欧州が194万4,262台(103%)、北米州が148万2,768台(109.8%)、アジアが83万459台(125.6%)、その他が32万6,539台(158.8%)。
レンズ交換式一眼レフタイプの生産台数は25万4,168台(119.9%)、国内出荷台数は5万904台(164.8%)と大幅に伸張した。金額では生産が148億8,686万円(116.1%)、国内出荷が32億36万円(118.5%)。全デジタルカメラに占める割合は、国内出荷台数が8.1%、国内出荷金額が19.3%。前月より台数で1.4ポイント、金額で2ポイント上昇した。
一眼レフ用交換レンズは台数、金額とも続伸。総生産台数が48万5,006台(116%)、国内出荷台数が9万3,426台(138.4%)。生産金額は79億3,990万円(120.1%)、国内出荷金額は22億6,977万円(147.9%)。
銀塩カメラは、総生産台数が49万3,421台(61%)、国内出荷台数が2万1,376台(41%)。生産金額は15億3,691万円(37.7%)、国内出荷金額は27億66万円(44.6%)となった。
■ URL
CIPA
http://www.cipa.jp/
デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2005年4月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200504.pdf
スチルカメラ等生産出荷実績表2005年2月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200504.pdf
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( 折本 幸治 )
2005/06/01 14:24
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