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独Leica、臨時総会で再建策を承認


 独Leicaは5月31日(現地時間)、臨時総会を開催し、取締役会と監査役会が提案した業績回復策を承認した。

 回復策の内容は既報どおり、減資の後、最大1,350万ユーロの新無額面無記名株を発行するもの。取締役会会長のJosef Spichtig氏は「これらの方策は会社の存続に不可欠なもの。近い将来に売上規模を約1億ユーロに到達させるための構造改革」と述べている。

 また、フォトとスポーツオプティクスの両方のビジネスを継続し、MとRの2つのカメラシステムに加え、共同開発によるコンパクトカメラの提供も続ける。すべての製品ライン、デジタルソリューション、パートナーと継続される共同開発も強化されるとしている。Spichtig氏は「デジタル技術はすでに開発されており、市場に投入されている。これらの技術とLeicaのノウハウを結びつけていく」と述べている。

 また、デジタルシステムにおいては撮像素子はすでに主たる差別化要因ではないため、最先端の光学や、基礎技術の集中研究と充実が重要であるとしている。このほか、生産、流通などの最適化などため、同社は人的資源の増加を計画している。



URL
  Leica(英文)
  http://www.leica-camera.com/index_e.html
  ニュースリリース(英文)
  http://www.leica-camera.com/unternehmen/presse/data/04454/index_e.html

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( 田中 真一郎 )
2005/06/01 18:38
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