独Leicaの監査役会は15日(現地時間)、取締役会と共同で、1,000万ユーロから150万ユーロへの減資などの再建策を提案した。
減資は3つの無額面株を1つの無額面株にまとめることで行なわれる。同時に、420万ユーロに達する資本準備金を解放。減価償却と合計1,420万ユーロの損失を相殺する。減資に続いて、最大1,350万ユーロの新無額面無記名株を発行することで、最大1,500万ユーロまで株式資本を増やす。
また、Ralf Coenen CEOが取締役会会長を辞任。監査役会は18日(現地時間)付けでJosef Spichtig博士を暫定取締役会会長に任命した。同博士は61歳で、経営とコンサルティング、企業再建に長い経験を持つとされている。
■ URL
Leica(英文)
http://www.leica-camera.com/index_e.html
ニュースリリース(英文)
http://www.leica-camera.com/unternehmen/presse/data/04391/index_e.html
■ 関連記事
・ 独Leica、デジタル好調も銀塩不調で大幅損失(2005/03/01)
・ 独ライカ、2004年度の営業損益を1,280万ユーロに下方修正(2005/04/13)
( 田中 真一郎 )
2005/04/19 00:52
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|