有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2005年3月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表した。
デジタルカメラ全体では、生産台数が530万8,098台(前年同月比105.5%、以下同)、国内出荷台数が83万4,404台(84.6%)。国内出荷台数は6カ月連続で減少した。金額は、生産が1,073億6,379万円(87.3%)で続落、国内出荷は235億5,731万円(79.5%)と2カ月ぶりに減少に転じた。
輸出は全体で468万6,807台(108.4%)、1,094億2,691万円(92.9%)。地域別での輸出台数は、欧州が192万4,620台(109.5%)、北米州が169万1,392台(102.6%)、アジアが79万5,708台(143%)、その他が27万5,087台(139%)。
デジタルカメラのうち、レンズ交換式一眼レフタイプの生産台数は28万5,450台(130%)、国内出荷台数は5万5,596台(133.5%)と好調。金額では生産が173億5,718万円(120.6%)、国内出荷が40億7,894万円(114.5%)。全デジタルカメラにデジタル一眼レフカメラの占める割合は、国内出荷台数で6.7%、国内出荷金額で17.3%。前月より台数で0.6ポイント、金額で3.2ポイント減少した。
一眼レフ用交換レンズは、総生産台数が50万2,897台(111.2%)、国内出荷台数が9万9,597台(107.8%)と堅調に推移。生産金額は85億6,036万円(115.1%)、国内出荷金額は24億7,543万円(113.1%)。
銀塩カメラは、総生産台数が48万1,267台(56.6%)、国内出荷台数が3万6,154台(37.7%)。生産金額は17億9,056万円(42.9%)、国内出荷金額は12億2,398万円(98%)となった。
■ URL
CIPA
http://www.cipa.jp/
デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2005年3月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200503.pdf
スチルカメラ等生産出荷実績表2005年2月分(PDF形式
http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200503.pdf
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( 折本 幸治 )
2005/05/09 13:29
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