デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

ニコン、2005年3月中間期は増収増益も、デジカメは減収


D70
 株式会社ニコンは15日、2005年3月期中間期(4月1日~9月30日)決算を発表した。これによると、売上高は3,121億9,700万円(前年同期比29.6%増、以下カッコ内は同様)、営業利益は80億9,400万円(385.5%増)、純利益は78億800万円(281.5%増)。

 当中間期については、12日に業績予想を売上高を下方に、純利益を上方に修正。デジタルカメラの売上が伸張したものの、売上高は当初見込みには及ばず、ステッパーや液晶製造装置の好調に支えられて増益としていた。

 事業分野別では、ステッパーと液晶用露光装置が好調だった精機事業が売上高1,086億3,600万円(56.2%増)、営業利益は21億9,700万円(前年同期は125億3,700万円の損失)。

 デジタル一眼レフD70やCOOLPIX5200/4200/4100、交換レンズが好調だった映像事業は売上高1,740億9,800万円(22.1%増)、営業利益は71億9,600万円(53.6%減)。売り上げ高は増えたものの、減収となっている。

 生物顕微鏡、工業用顕微鏡、半導体検査機器などのインストルメンツ事業は売上高が225億2,300万円(2.4%増)、営業利益はマイナス3億5,500万円(前年同期は5億1,000万円)。双眼鏡、眼鏡フレームなどのその他事業は売上高205億9,300万円(12.6%増)、営業利益はマイナス7億7,600万円(前年同期はマイナス17億円)。

 通期見通しは、売上高6,600億円(前期比30.3%増)、純利益286億円。デジタルカメラ市場拡大の一方で価格競争の激化が、半導体、液晶関連では需給調整局面が予想されるとしている。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  2005年3月期中間決算短信
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/zaimu01.htm

関連記事
ニコン、ステッパーなど好調で業績予想を上方修正(2004/11/12)


( 田中 真一郎 )
2004/11/15 17:01
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.